試運転

屋外にて、『猛毒魔剣ポイズナス』を試運転が行われようとしていた。


「爆発とかしませんよね?」


「大丈夫。ただの毒属性魔剣だから。」


「猛毒って……」


「大丈夫。猛毒と言っても即死級ではないわ。


せいぜい体が痺れるくらいよ。」 ……なら、問題は無いか。


「では、行きます。抜刀!」


紫の柄に手をかけ、引き抜いた。


軽い。


しかし、振ってみると解るが、軽い上に凄まじく頑丈で斬れる。 シュッ


足下の石が無抵抗で斬れる。




「タツミンさん、中々これ、いい……ので…わ?」


振り向いたところでふらついた。

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