9月5日 そりゃ私悪くないし猪

5時起床。


だらだら。


朝飯、ヨーグルト。


妻が昨日見た『偽装不倫』の感想を言っていた。

私は見てないので適当に流して返事をしていたのだが、妻はもっとちゃんと聞いてほしいらしかった。


リビングにある小さなゴミ箱の袋の張り方が適当だったらしく、あなたこのゴミ袋張った?と妻が聞いてきた。

私は一昨日妻がゴミ袋を張っていたのを見たので、いや君がやってたよ、と言うと、そっか…と言い話が終わった。

なんだか釈然としない。

妻が聞いてきたのは、どうせがアンタやったのだろう、という強い疑惑であり、こんな雑にやらないでよね!という批判である。

俺がやってたら怒った?と妻に聞くと、そりゃそうよ、と返された。

でも自分がやったってわかっても自分には怒らないよね、と言うと、そりゃそうよ、と返された。


7時半家を出る。


出社。

昼休み、胸筋トレ。

昼飯、ビーフシチュー。

定時退社。


今日は寿司を食べに行く事になっていた。

家の近くの寿司屋なのだが引越しをするので最後に行こうというところだ。

駅で妻を待っていたら、妻から、今どこ?というメールが来た。

駅前にいるよ、と返したら、妻はすでに寿司屋の前にいるとの事だった。


寿司屋まで行く。

どうやら妻は一度家に帰ってから直接店に行ってたらしい。


店内へ。

店内は18時を過ぎたくらいだったのに客と予約で埋まっていた。


カウンターに座る。

夜飯、上握り、焼き穴子、アボカド巻き、いくら軍艦、ノンアルコールビール。

上握りは赤身、中トロ、イカ、海老、雲丹、鉄火巻、数の子、(他にもあったかもしれない)。

ノンアルコールビールを飲むのは初めてだったが、長時間放置したビールに蜂蜜を混ぜたような味だった。

妻は握りセットを注文していなかったがこっちのセットを見て食べたそうにしていたので赤身をあげた。


食事中、外国人の客が入って来た。

カウンターの隣の席に座って英語で何か言っていたが、店主が英語ができないので困っていた。

妻が少し話を聞いてみると、雲丹が苦手だから除けてくれとの事だった。


食事を終え、店を出る。

今日は引越をするから最後に挨拶をしたいという事で寿司屋に来たのだが、店内が混んでいたので挨拶はせずに店を出た。

挨拶できなくて残念だったね、と妻は言ったが、そもそも私は引越をするからと言ってわざわざ馴染みの店に挨拶したりしないので残念ということはなかった。

しかし、何かかっこいいことを言いたかったので、さよならの無い別れってのも良いんじゃないかな、と妻に言った。


薬局で買い物。


19時半帰宅。


だらだら。


21時就寝。

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