木沢塾への自主企画ご参加ありがとうございます。
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企画の参加ありがとうございます。内容に記述している通り、僕の作品も批評するのがルール、ということを改めて伝えておきます。

批評の方ですが、内容は良かったです。
内容において気になる点と言えば、少しヒロインがちょろいところ（僕の作品にもちょろいシーンが度々ありますが、全て伏線ですので、お前もじゃねえか、とツッコミを入れるのは、全て読んでなお疑問に残った際にして頂きたく思います）、くらいでした。ですが、夢に死神が出てきている点（この解釈で合っているか分かりませんが）から、何か重要そうな意図を含んでいそうなので、のちに理由が分かるのであれば野暮ですね。
あと、新人賞に応募する並みの長編を目的として書かれているのであれば、一回一回が短過ぎると感じました。もし、その一回一回を序盤で書いて、中盤以降からは内容が変わる、というものでしたら、その一回一回をいくつも書くよりかは、内容の濃い一回を少なくても良いので書く、の方が読者は印象付きやすいです。

で、ですね、企画に参加されたからには、内容に記述した通り、ガチ批評をし合うものなので、お怒りになられるのはよして頂きたいのですが、全体的に内容以外の面がかなりきつかったです。

まず特に気になった点は、三話の裁判中の謎の余白の多さですね。内容も相まって、一瞬演出なのかと疑いもしました。正直普通に怖かったです。多分、単純に推敲をしておられないだけなのかなと思いますが。

あと、同じ人物のセリフを、文章を挟まずにカギカッコ二回に分けておられるシーンが多々あるので、今誰が喋っているのか、割と分かりづらかったです。前後の脈略で分かりはしますが、キャラ固めがなっていない序盤の方では、どちらが喋っているのか特に分かりづらかったです。
あと三話の、裁判中のセリフに、ノベルゲームみたいに人物を書いていた点。同じセリフ二回もそうですが、ノベルゲームと小説の文法を勘違いされておられるのかもしれません。

あと、登場人物が総じて、どんな外見をしているのか書かれていません。死神に関してはのちに少し書かれましたが、書かれるまでも重要人物として話の中心にいたわけですので、それまでに情報がほしかったです。ついでに言えば、その少しも本当に少しで、情報不足過ぎました。

あと、セリフが多すぎる点ですね。今人物がどんな仕草をして、どんな表情をして喋っているのかまるで分からないです。淡々とセリフだけ並べられて、正直読みづらくて仕方がなかったです。これはセリフのみの小説の類いではないですし、ノベルゲームのように立ち絵もありませんので、もう少し文章において情報が欲しいです。

あと、これはネット内では遵守されていない方が多いように見受けられるのですが、三点リーダーは「……」と2つ繋げて書きます。ネット内では軽視されるかもしれませんが、賞などに応募する際は気をつける必要があります。

ざっとこんな感じです。文章において、僕も人にものを言えるほどの力がはっきり言ってございません。そこは申し訳ないとしか言いようがないですが、一読者の意見として捉えて頂ければ幸いです。

長々と書きましたが、内容は良かったですし、批判点なんてまとめてみると、ただ小説の文法を分かっていない、というのがほとんどです。気を落とされるよりかは、むしろ喜んで頂いたほうが良いかなと思います。文法などがしっかりされている方でも、内容が面白くなければそれまでですので。

以上になります。