エピローグへの応援コメント
遅ればせながら、海斗編、読ませていただきました。
人間は好きなことをしている時が一番綺麗に見える、と思ったことがあります。海から上がった瞬間に輝いている陽子が陸に上がると意外に普通という部分で、それを思い出しました。最後に陸の上でも輝いている陽子はとても素敵です。
物語も素敵ですが、文章も美しいですね。陽子編の文章も特徴があって良かったのですが(影響されて助詞止めを意識的に使うようになりました)、海斗編はとても読みやすかったです。
素晴らしい物語をありがとうございました!
作者からの返信
おぉ、こちらまでお読みくださってありがとうございます!
>人間は好きなことをしている時が一番綺麗に見える
わかります。年齢も性別も関係なく、内側から輝くんですよね。
ずっと、虚無感のようなものを抱えていた陽子が外国に渡って、そこでなにか自分の芯のようなものを掴んで帰ってきたのかなと思います(#^^#)
文章力の高いふづきさんに褒めていただけると、なんか、すっごい嬉しいですね! 助詞止めは使いすぎるとうざいですが(笑)うまく使えばいいアクセントになりますよね。わたしも、内容によってうまく文体をコントロールできるようにいろいろ意識していきたいと思います。
こちらこそ、海斗編までお付き合いくださってありがとうございます! ☆の追加も! おかげさまで初3桁。未知の世界です(笑)
編集済
エピローグへの応援コメント
とても美しいお話でした。
特に海の中のキスシーンがうっとりするくらいに素敵でした。
互いに一途に想い合う二人、いいですねぇ。羨ましい。
ただ、水に恐怖心を抱いている人が海にうっかり物を落としてしまうような場所に行けるかなぁ、とは思いました。人を探すにしても、もっと安全な砂浜などに行くのでは、と。
他の部分はまったく引っかからないどころか、読みやすく、陽子視点も海斗視点も楽しませていただきました。
二人の未来を祝福したくなるようなラストも素敵でした。
ハッピーエンドはいいですね。こちらまで幸せな気分になります。
素敵なお話をありがとうございました。
追記
なるほど。岬に来たのは色々まわった後だったのですね。
丁寧な説明、ありがとうございます!
作者からの返信
コメントありがとうございます(#^^#)
あぁ、そこ引っかかりましたかー。序盤のテンポに組み込めなかったので、全カットしてしまってますが、海斗はいきなり岬に行ったわけじゃないんですよね。まずは砂浜に行って『いないよな。いるわけないよな。でも、万が一ってこともゴニョゴニョ』と、ふつうに行ける場所(岩場とかでないところ)は隅々まで歩いてます。彼の中では自分の人生を支えてきたなによりも大切な約束なので。で、最終的に岬にたどりついて『いない』事実にしょんぼりしつつ『たからもの』をとりだしたところに、突然陽子があわられたわけですね。ちなみに、彼女はブルーのラッシュガードのせいで海にとけこんでいたのだと思われます。
あと、うっかり落とすことは海斗の中で想定されてません。あくまで『あんまりにも驚いて』落としてしまっただけで。
と、ちょろっと説明するだけでこの長さになってしまいますからね。短編はどのシーンをつかうか、取捨選択が難しいです。いずれにしろ、引っかかった方がいるということで、今後の参考にさせていただきます。貴重なご意見ありがとうございます。
これの前に、少々キツイ話を書いて神経ガリガリけずられてしまったので、悲しい話にはしないときめてました(笑)お読みくださってありがとうございました!
編集済
エピローグへの応援コメント
鬼畜仕様3度は、さすがにくどい! さすがに3度目は、『例の岩場』あるいは別の表現をするべきだったんじゃないかな? 言葉は使い過ぎると『陳腐化』しますから。
2人が再会後、いちゃいちゃするのを見て、
「ちくしょう、爆ぜろっ💥」
と言ってやるのが、密かな楽しみだったのに〜★
以上2点、指摘終わり。
再会時に海斗くんは、知ってたんですね〜。陽子ちゃんのアメリカ留学を。
そして、今年が最後というところで再会を果たすと。
『今年が最後』で始まり、『今年が最後』で終わりと、『今年が最後』を被せてきたとは。
天晴でございます。
追伸:是非とも2人のその後を書いて、私に爆撃させて下さい。
いちゃいちゃラブラブバカップルを爆発させるくらい、ストレス発散できることってないですから💣
言葉の使い方に関して。
私は『躊躇《ためら》いながら躊躇《ちゅうちょ》する』とか、『静寂《しじま》に包まれた静寂《せいじゃく》の中』のように、同じ字を別の読みで繰り返す表現が好きなのですが、逆の方もいるのですね?
なら、『行政行為を行なう』とか、ムカついて仕方ないでしょう?『行』が3回も出てきやがる、と。
漢字を開くのは参考になりました。近く試してみます。(よしっ! 野々ちえ先生の技術を盗んだぞ。イェイ♪)
作者からの返信
例の岩場! その手があった! ありがとうございます。二つともちょっと変えました。
ちがう表現を探しながらしっくりくるものがみつからなくて、最後は疲れてそのままになってしまったんですよね。たまに『別の言葉を探す』ことに思考がつかまってしまって、身動きとれなくなることがあるんですが今回もそれでした。別角度からつついてもらうとはずれるものですね。助かりました。
イチャイチャを書くとおわれなくなるので。はい、それはまたの機会に(笑)
おお、ゆきちゃんさんは漢字の別読みを重ねるのがお好きなんですね。行政行為を行う! 特に腹は立ちませんが、自分ではつかわないと思います(笑)こういう『文字』に対する好みもいろいろあっておもしろいですねー。
あ、先生呼びはやめて。恥ずかしい。笑
と、返信を書いているうちに楽しいレビューまで! 嬉しいです。
最後になりましたが、とても丁寧に読んでくださって、ほんとうにありがとうございます(*^^*)
たからものへの応援コメント
>とびっきり美人というわけでもないし、スタイルも凹凸がないというか、起伏がないというか、ストンとしている。
陽子姐さん。海斗の野郎、こんなこと考えてやがりましたぜ? す巻きにして、例の場所から海に放り込んでやりましょう!
っと、冗談は善子さんとして、海斗くんの内面は意外と男らしいのに、びっくり仰天です。
えーと、人魚は凹凸とか起伏がないとダメなんですかね〜? 人魚って、魚類? 哺乳類? 魚類だったら乳房があるのおかしいやん?
マナティって、哺乳アニマルでしたっけ? なら、人魚も哺乳アニマルで良いのか?(マナティって、哺乳類ですよね? あんまり自信ないけれど★)
石のエピソード、エンディングに欲しいですね。海斗くんエンドでは、そこまで描かれるでしょうか?
作者からの返信
簀巻きがこんなところで活かされてる!笑
おぉ、海斗くん、男らしいですかね。まじめな話、芯は強い子だと思うんですよね。そうでなければ、いくら約束や『たからもの』があったところでがんばれなかったでしょうし。
人魚が何類か。考えたことありません!(きっぱり)
あれですよ。ほら。モジモジしてようが、泣き虫だろうが、海斗くんも健全な男子高校生ですから。人魚というものに超夢見てます。童話などで描かれる美しく儚い人魚の正体がじつはマナティだとかジュゴンだとか、そんなこと絶対認めません。キラキラでおっぱいぼーんなイメージです。笑
あ、マナティは哺乳類ですね(今調べましたw)
石のエピソード、ほしいですよねぇ……。海斗サイドではちょろっとだけ出てきます。
エピローグへの応援コメント
わっ、短っ!
なんですか? 再会後のお楽しみは、海斗くん編に持ち越しですか?
――皆様のコメント拝読中。暫しお待ち下さい――
そうですね。最初のエンディングより、ぐっ、と良くなっていますね〜♪
ここまでの3話でおしまいというのであれば、海斗くんの心理が読めない、わからないという部分があったかもしれないです。
私の場合は、最初から『陽子ちゃんサイド』ということだったので、敢えて海斗くんの心理を伏せているのかな、と思っていました。
ここまでは、素晴らしい内容でした。
駄菓子歌詞《だがしかし》! 海斗くんサイドがありますからね。ギラン❇
蛇足になってたり、せっかくの内容が台なしになってたりする可能性が無きにしもあらず。
以降は小悪魔のイタズラ視線で拝読させて頂きましょうかね? くっくっく👿
作者からの返信
うん、短いですね。スパン! と(笑)
再会後のお楽しみですか。お楽しみ。お楽しみは、そうですね。いつか忘れたころにひょっこり書くかもしれません。
駄菓子歌詞!( ゚∀゚)・∵ブハッ
……うかつにもツボに入りました(笑)
海斗視点、どうでしょうねー。行間を読むのが好きな方には蛇足になるでしょうし。まぁ、いいんです。視点ちがいはぶっちゃけわたしの趣味なので。うふ。
最後の夏への応援コメント
第1話の冒頭とか、第2話を途中まで読んでる時に、この陽子ちゃんも幽霊かな〜? と思ってしまいました。
『海が太陽のきらり』では、幽霊をはじめ、人魚、竜に『もくりこくり』にマナティ? と、色々な陽子ちゃんがいましたからね。
こちらの陽子ちゃんは、アメリカの大学生になるのですね?
お別れのシーンが切ないですが、気丈に振る舞う陽子ちゃんがかっこいいです♡
2人の再会は、あるのでしょうか?
作者からの返信
なるほど! 確かに『なにを待っているのかわからないのに待ってる』とかそれっぽいですね。ああー、こういうのおもしろいですね。自分ではまったく考えてなかったことなので。そして、こうしてならべられると、ほんとうに陽子のバリエーションがすごい(笑)
うちの陽子ちゃんはふつうの人間です。はい。アメリカの大学に進学します。
再会はあるのか。そうですね。悲しいおわりではない。とだけいっておきます(*´ω`*)
約束の石への応援コメント
初めまして♡
綺麗なお話ですね。そうか。物語とは、こう書くのか? ふむふむ。勉強になります。
>はじけた。と思った。いや、たぶん、実際にはじけたのだと思う。けど。(中略)
なかったことにしたい。というのが陽子の正直な気持ちである。
海斗くん! 高校生男子が泣くな〜っ!
一方で、この陽子ちゃんは、なかなか気が強くて良い感じです♪
作者からの返信
はじめまして。コメントありがとうございます!
綺麗ですかね。そうですかね。ありがとうございます♡ わたしがつねに意識してるのは読みやすさだけといっても過言ではないくらいなので、綺麗といっていただけて嬉しいです。
うちの海斗くんがヘタれですいません(笑)陽子ちゃんは、わたしの『こういう友だちがいたらいいな』から生まれました。ほめてくださってありがとうございます(#^^#)
エピローグへの応援コメント
「ゴツゴツしているのにツルツルしている岩場」
最後まで律儀に、ゴツゴツしているのにツルツルしている岩場。
野々ちえさん、気に入ったのかなと思いつつ読みました。
陸でもキラキラになった陽子、うぅ、立派になってぇ。
えがったぁ、と近所の人になってしまいましたよ。
作者からの返信
ゴツゴツ、ツルツル。反応ありがとうございます! 自分でもちょっとクドいな! と思ったんですが、ほかにしっくりくる表現がみつからなくて。考えるのが面倒になったとかではありません。ええ。断じてちがいます。そう。気に入っただけです。うん。笑
陽子キラキラになりました。まぶしいです。光ってます(海斗ビジョン)
たからものへの応援コメント
小説を書くことに慣れたのかもしれませんね。
時間を行ったり来たりするのも自然だし、
文章が自由な感じだし。
「だから、お別れをいいに行ったのだ。当時いつも一緒に遊んでいた、一歳か二歳か、少し年上の女の子に。」
こんなところとか。
ノビノビしてるって印象です。
作者からの返信
おお、ノビノビ。ホントですかー。わたしはもともと、物語を頭の中で映像化して、それを文章化していくスタイルなんですが、その『映像化』が以前にくらべるとスムーズになってきたんですよね。
話を考える部分と、映像化する部分、それをまた文章化する部分。それぞれの回路がこの一年でつながりやすくなってきたのかもしれません。ありがとうございます(#^^#)
エピローグへの応援コメント
うん。海斗視点があった方がよく分かります。私はここまで分かった方が落ち着くかなあ。
行間読むのが好きな人は海斗視点ない方がいい、という人もいるかもしれませんね。
海斗視点だと海斗のへたれ具合があまり目立ちませんので、陽子視点も絶対必須。
ということは、このお話はやはり交互に両視点から見ていく方がいいということになりそうです。
★を積み増したいんですが、3個以上入れられないんですね。
作者からの返信
まとめてのお返事すみません。こちらまでお読みくださってありがとうございます!
そうなんです。公開当初から、よくも悪くも海斗に反応してくださる方が多かったので、そのぶんそれぞれ想像していることもあるだろうし、へたに書かないほうがいいかなぁーと思いながら、結局がまんできずに書いてしまいました。好きなんですよね。ひとつの話を視点ちがいで書くのが。笑
追加公開は結構ビクビクだったので、好意的に受けとっていただけてとても嬉しいです。☆積み増し! そのお気持ちだけで、☆以上のなにかをどっさりいただいた気分です。ありがとうございます!
エピローグへの応援コメント
とても面白かったです。
私が先の陽子視点で気になっていた、『海斗の気持ちが見えてこない』を、こういった同じ題材の別視点で表現する事。
恋愛オムニバス漫画などでもたまに見ますが、好きな手法です。
このような形式で書き上げる事で、また新たな共感や思考が絡み合ってくると思うのです。
必ずしも、何から何までこの方法がいいと言う訳ではありません。
難しいんですよね、このさじ加減って。私は自作で書かない事を選びましたが、野々ちえ様の今回の方法は成功していると言っていいのではないでしょうか?
その前に、陽子視点の方ですが、以前読んだ時とラストの話が変わっていますよね? 海斗を完全に消した感じで。これが、新たな海斗視点をより生かす結果になったのだと思います。
これは指摘ではないのですが、両方のエピローグの最後、二人が出会えた所で台詞(短い方がよい)、もしくはちょっとした同じ描写を入れてやるとより効果的だと思います。
とても面白かったです。改めて、評価の変更をさせていただきます。
誰かこう言った手法を取るかなぁと思っていたのですが、他にはいませんでしたね。
とても素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
こちらまでお読みくださってありがとうございます!
わたしはむかしから、ひとつのお話(場面)をいろんなキャラの視点から考えるのが好きだったんですが、自分で書くようになったらなおさら楽しくなってしまって。もともと自作には視点ちがいの姉妹編とか番外編が多いんです。おっしゃるように、この手法はさじ加減がむずかしいので、たまに『やっちゃったなぁー』ということもありますが。
特に今回は、あらすじが海斗視点だということもあるのでしょうね。思いがけず『行間の海斗』や『モジモジ海斗』に反応される方が多くて、そのぶんそれぞれに想像されていることもあるだろうし、へたに書かないほうがいいかと、しばらく我慢してたんですが、結局我慢しきれず書いてしまいました。笑
陽子のエピローグ冒頭は、ゆあんさんの許可(?)も出たのでばっさりカットしました。そして、ここの海斗をカットしたことで、より海斗視点を書きたくなったんですよね。それがうまく噛み合ったようで、ホッとしています。
おなじ描写やセリフ! 確かに。あったら、すごくかっこよくなりそうです。すぐには思いつきませんが、今後にも活かせそうです。ありがとうございます。
こちらこそ、☆の追加とレビューまでいただきまして、なにより丁寧にお読みくださってありがとうございます。
ちなみに、企画としてはこれで完結ですが、わたしはなにかとシリーズ化してしまうクセがあるので、企画終了後にしれっと番外編とかはじめるかもしれません。笑
編集済
エピローグへの応援コメント
海斗視点の今回、このエピローグに注目して読ませて頂きました。
三人称からの単視点、まるで合わせ鏡のようですね。ここまで陽子視点と合わせあるんだ……と感心しました。
陽子の想いと海斗の想いが合わさって、これが本当のハッピーエンドって感じですね。☆はって思ったら、もうなかった……残念! あと二つは必要だったのに。
作者からの返信
こちらまでお読みくださってありがとうございます!
合わせ鏡、できてましたかね。海斗の場合、ラストで説明しなければならないことが多いので、文字数が増えてしまうのは仕方ないとして。とりあえず『五年後』から先が陽子と『対』になるように意識したので、そういっていただけて嬉しいです。☆! お気持ちだけで泣けます。ありがとうございます!
エピローグへの応援コメント
うわー、この海斗視点もまたいいですね!
ハッピーエンドがさらに倍! って感じで、こういう「甘くて切ない、でも最後はハッピーエンド」っていうお話が大好物の私はめちゃくちゃ得した気分です。
しかしちえさんって、セリフもさることながら地の文が抜群に上手いですよね。見当はずれだったら申し訳ないのですが、漢字の開き方がめちゃくちゃ上手い。
「とうとつに」とか、「あらわれた」とか、あえて平仮名にしているところが独特のリズムを生んでいる気がして、とても読みやすく心に入ってくるんですよね。凄いの一言ですし、肝心の「物語」が面白いんですよ。あぁ、やっぱり凄い!
凄いしか言ってませんけど、やっぱり素晴らしい作品でした!
作者からの返信
うぉー、さらに倍! 嬉しいコメントありがとうございます!
そして漢字! 気づいてくださる方がいた!
そうなんです。漢字のひらきは結構意識してます。個人的に、おなじ漢字がちがう読み方でならんでいるのがイヤなんですよね。わかりやすい例だと『旅行に行く』とか。読むぶんにはたいして気にならないんですけど、自分が書くときはこういうのがすごい気持ち悪くて。今回は『海』と『海流』と『海斗』がならんでしまったのが悔しかったです。笑
そして今日も褒め上手な薮坂さん! ありがとうございます。調子に乗らない程度にありがたく受けとらせていただきます(訳:ちょー嬉しいです!)
編集済
エピローグへの応援コメント
一気に拝読させて頂きました。
ずいぶんと余韻が残る、素敵なラストですね。
冗長に語りたくなる陽子の外国暮らしも、これ以上なく端的に、鮮やかに説明されていると思います。
欲を言えば、カットする前のエピローグも読みたかったなぁ……。(笑)
特にこれと言って指摘する箇所もなかったのですが、敢えて難癖を付けさせて頂けば、縛って池に放り込むのは、関西ヤクザの「簀巻きにして、道頓堀に放り込んだろかぁ!」を思い出してしまったなぁと。
でも、いじめのエピソードがないと成り立たないお話しなので、それもいいのかな?
おっさんの単なる戯れ言と、流してください。(笑)
とてもきれいな、素敵な作品でした。
作者からの返信
あらためまして、最後までお読みくださってありがとうございます!
簀巻き! すいません。思わず笑ってしまいました。確かに、それっぽいですね(^_^;)
下書き段階ではランドセルを背負ったまま突き落とされた――だったんですよ。でもちょっと調べたら、むしろ中身が入っているほうがランドセルは浮くというのを見て、もともと泳ぎが得意なら溺れるまではいかないかなぁーと。ただ突き落とされるだけなら、やっぱり溺れないだろうし。と、自分でもだいぶ過激だとは思ったんですが、子どもの無知ゆえの残酷性ということでありにしました。
いえいえ。ご意見感謝です(#^^#)
あ、カットした部分、バックアップがあったのでいちおう載せておきますね。改稿版は、これを外国暮らしの説明にまるっと差し替えただけです(^.^;
+++
陽子が旅立って一年。地上を焼く真夏の太陽が頭上高くのぼるころ、天然の飛びこみ台をトンと踏み切って海にダイブする海斗の姿があった。
そのつぎの年も。またつぎの年も。毎年、毎年、海斗はそこにいた。
陽子がその事実を知ったのは、渡米から五年が過ぎた日の、やはり太陽がくっきりと濃い影をつくる熱い夏のことだった。
エピローグへの応援コメント
もう、最後はこれで十分です。
これ以上はいらない。なにも入り込む余地ない。
そんな、シンプルなのに、
ぞくぞくするような、ワクワクするような、
胸が熱くなるエピローグでした!
(エピローグだけ読んだわけじゃないです)
まっすぐな文調に、アメリカ留学を決意してしまうぐらいの
陽子ちゃんの魂の力強さが見えました。
海斗くんへの態度も、爽快で痛快。
そんな気丈な陽子ちゃんが、最後にほろりと崩れちゃうなんて…。
なんて策士!やられた!
(しかしやられてよかったと心から思うのでした)
楽しかったです!
作者からの返信
おおぉ、ほんとですか! エピローグ改稿したばかりだったので、そういっていただけてよかったです! そしてお読みくださってありがとうございます(*'∀'*)
もともとお姉さん気質で、異国の波に揉まれてさらにたくましくなってるはずの陽子が、ほろっと女の子になっちゃう一瞬を書きたかったのです。すくいあげていただけて、とても嬉しいです。楽しんでいただけてよかったです(o^^o)ワーイ
エピローグへの応援コメント
企画にご参加頂きまして、ありがとうございます。
電車の中で涙してしまいました。陽子の気持ちに共感してしまって。
余談なのですが私はこのプロットを書くときにある楽曲をイメージして書きました。その曲を聴きながら拝読したのですが、映像と音楽がこの上ないほど合致して、涙腺が緩んでしまったのです。
先のコメントで挙げました、
▶︎ 生きてる――
そう、思った。
ここです。冒頭から感じていた陽子の「何かがない感覚」。それが本人の魂に深く浸透して行く描写が素晴らしい。海中から眺める太陽の美しさ。そこで明かされる陽子の心情、海外へ行くという事実と彼女の過去。そのタイミングに、飛び込んできた彼との、海中でのキス。青に光のカーテンがかかる中、手を取り合ってのキスなんて、なんてロマンチックなんでしょう。映像が美しすぎます。
数年後に戻った時、年下の彼なのに頼もしく見えるその背中。そこへ駆け出して行く最中、光に包まれて行くようなエンディングが素晴らしいです。
全体的に映画をみているようでした。陽子はきっと、この恋を一生忘れないでしょう。
些細な事ですが、エピローグの神視点による海斗の行動は、なくても良いかもしれません。
再開したあとに判明した方が陽子視点らしくてよいし、なんで待ってるのよ、がより強烈に突き刺さると思います。でも後説明だとあの美しくも可愛らしいエンディングにできませんから、やっぱりカットかなぁ?
文章は美しく、隙もなく、読みやすいと非常に完成されています。これほどなら、「……」の使用量を意識してみるのも良いかと思いました。……って便利なんですけど、使い過ぎるとカジュアル路線になるような印象を私は持っておりまして、一方、本作については必ずしもついてなくても良いのではないかとも思いました。多分それは私が縦書きで読んでいたからですね。
ともあれ、些細なことです。
とても美しいお話でした。まさか電車の中で泣かされるなんて思いませんでした。素晴らしい作品をありがとうございました。
作者からの返信
まとめてのお返事失礼します。
とても丁寧に読んでいただけて、感動しております。しかも泣かせちゃった! どうしましょう。嬉しいです。ありがとうございます。
とりあげていただいた『生きてる』のシーンも、陽子が抱えているもの、失ったもの、言葉にならない彼女のすべてをこめたところだったので、そこを褒めていただけて、すっごい嬉しいです。
わたしはお話を書くとき、まずは頭の中で映像にしてからアウトプットすることが多いので、映画のようと感じていただけて心の中でコロコロ小躍りしております‹‹\(´ω` )/››
エピローグの海斗にかんしては、ほかの方からもいらないのでは――というご意見があって、実のところ、わたし自身もいらないよなぁーと思ってました。が、ここでのラストは再会した瞬間でおわりたかったので、そうするとプロットの『翌年』をいれられない。どうしよう。とりあえず、ゆあんさんに読んでいただいてから最終的に判断しようと思っていたので、心置きなく(?)カットしたいと思います。笑
『……』について、ありがとうございます。確かに、便利なのでつい使ってしまいますが、自分が読み手にまわるとうっとうしく感じることもありますし、使いどころをより意識していきたいと思います。
こちらの企画は当初参加する予定ではなかったんですが、他薦エッセイのために企画内容を見ていたらいろいろ浮かんできて、急遽参加をきめたんです。そしていざ参加してみたら、思った以上に刺激的で楽しい体験ができました。まだまだ読めていない参加作も多いので、ゆっくり楽しみに読みたいと思います。
企画運営も大変だと思いますが、どうぞお身体に気をつけて。こちらこそ、楽しい企画をありがとうございますο( ^_^ )ο
エピローグへの応援コメント
ハッピーエンド!!
素敵な終わり方ですね\(´ω` )/
陽子ちゃんも海斗くんも、すごくキャラクターが立っていて魅力的でした。現実のリア充は好きではありませんが、この二人は応援します。大好きです。
>>手を差し出したのはどちらが先だったのだろう。どちらからともなく指先をからめて、引き寄せあって。きらめく太陽の下。海に包まれて。まるで、そうすることが最初からきまっていたみたいに、唇が重なった。
特にキュンキュンしたのがここのフレーズです!海の中での二人のキスが目に浮かんで、読んでいる側までドキドキさせられました。
一つ、難癖になってしまうのですが、最初の「石」での再会が最後の再会の伏線になっていたらなお良かったのにな、と思ってしまいました。最初のエピソードが好きすぎるからかもしれません。なので気にしないでください。
描写も、キャラクターも、リアリティがあって本当に素敵な作品でした\(´ω` )/
ありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございます(#^^#)
後日譚の追加がOKで、それによって作品の解釈が変わるのもOKということだったので、悲しいお話にはしない! という決意のもとに書きました。笑
って、現実のリア充! 吹きました(´゚艸゚)∴
大好きといっていただけて嬉しいです。海中キスはひたすら潜水動画を見つつ、夢と憧れと妄想のすべてをこめました。気に入っていただけてよかったです(o´∀`o)
難癖だなんてとんでもない。そうなんですよ。ほんとうは石活かしたかったんですよ。でもなにも思い浮かばなかったんです(泣)非常に無念だったところなので、そこにふれていただけて嬉しいです。
こちらこそお読みくださってありがとうございました(∩´∀`∩)
エピローグへの応援コメント
いやー、めちゃくちゃ爽やかで良い作品を読ませて貰いました!
暑いんだけど心地よい夏というか、本当に「爽やかな夏」を具現化したような素敵な作品ですね。
陽子のキャラももちろん好きなんですけど、モジモジ海斗がまた良い味を出してますね。物語の最後に海斗の成長を見て取れるのも良い!
好きなフレーズはいっぱいあるんですけど、特にこれですね。
>「……ぼくをおれに変えるだけでも強くなれたような気がしたんだよ。悪いかよ」
ここ、海斗のモジモジを変えようと強くなろうと頑張ってた部分が見て取れて、海斗の為人を表しているようで凄いな、と思いました。
本当に楽しくて爽やかな夏でした。素敵な作品に感謝です!
作者からの返信
自分だけではどうひっくり返っても出てこないようなプロットで、題材も苦手なものばかりだったので参加するつもりなかったんですが、うっかり書きはじめてしまって!(笑)でも、思いのほか楽しく書けました。
もはや現実では望むべくもない爽やかな夏を目指していたので、そういっていただけてすごく嬉しいです!
そして、モジモジ海斗が思いのほか好評!笑
今回は陽子に焦点をしぼったので、海斗の描写は最低限になってますが、その最低限の中で、どれくらい彼の性格が伝わるか。それ次第で、後半ほとんど行動描写しかない海斗の心情を想像してもらえるかが変わってくると思うので、そこのセリフを拾ってもらえたのはめちゃくちゃ嬉しいです(*'∀'*)
素敵なレビューもありがとうございます。薮坂さんをはじめ、ふだん交流のある方々が参加されていたのも企画に興味を持つおおきなきっかけになったんですが、実際参加してみたら、思った以上に楽しくて。こちらこそ感謝です(ノ*>∀<)ノ
エピローグへの応援コメント
素敵です。満足感のある作品でした。
ホッといい映画を観終わったときのような気分。
海斗のもじもじキャラとお姉さんな陽子の組み合わせも好きで、ラストシーンも好きで、読みやすく、それでいて描写が適度にキラキラした美しさがあって好きです。
はい、とても好きです(告白)。
野々さんの『海が太陽のきらり』は自分の作品として仕上げているなと思いました。指摘は……全体が好み過ぎて考えられませんね。つづき読ませてくれ、この二人の未来を見せてくれと思います。とても素晴らしかったです。
作者からの返信
わぉ! さらっと告白された!(〃∇〃)喜
自分で考えたものでもそうなんですが、すでにあるプロットの場合は特に、自分の中にしっかりとりこまないと、物語が物語としてアウトプットされないというか、文章がただの文章になってしまうんですよね。
わたしの作品として感じていただけたなら、その辺ちゃんとできていたということなので、とても嬉しいです。
姉妹編とか続編とか書きたがりなわたしなので、この二人もどこかで再登場するかもしれません(ノ´∀`)ノ
エピローグへの応援コメント
コメント失礼いたします。企画から参りました。
皆さま仰っておられますが、陽子視点の物語は新鮮です。
陽子と海斗が幼馴染であることで、既定の物語が非常に滑らかに動いていて驚きました。
二人が二人ともいじめに苦しめられていた点に闇を感じます。性別の差が受けたいじめの内容にも反映されているのが非常にリアルでした。
海斗が泳げるようになるシーンも丁寧で、自分が水泳の練習をしていた頃を思い出しました。
強いて指摘をさせていただくと、助詞止め(~て。~に。~を。)が過剰かもしれません…。読者の好みに依存するところですが、私は少々くどく感じてしまいました。
一方で、それが本作の魅力の一つであるとも思います。助詞止めがまったり甘い雰囲気を醸成しているので。
意識的に取っておられる手法なら、成功しているので無視して下さい。
(この読者はそもそも甘いのが苦手なのです。照れるから)
とても素敵な物語でした。ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます(#^^#)
初対面の二人がひと夏の間に仲を深めて秘密の場所に――というと、どうにもチャラい話しか浮かんでこなかったもので、幼なじみ設定にしてしまいました。ある意味お手軽(笑)
わたし自身が泳げないので、なけなしの記憶と知識を総動員してやっとあれですが、丁寧といっていただけて嬉しいです。
助動詞の自覚はあります。文章のリズムをつくりやすいので多用しがちですね。最初にざっと全体の流れを書いたときはこの倍くらいあったと思います(^.^;
こちらこそ、お読みくださってありがとうございます(*^^*)
まだみなさんのところにほとんど読みにいけていないので、少し時間がかかってしまうかもしれませんが、のちほど読みにうかがいたいと思っています。
エピローグへの応援コメント
前向きな陽子と、ヘタレで一途な後輩の海斗という関係性が、くすぐったくて良かったです。
エピローグ冒頭の海斗の行動を神の視点から説明する辺りは、無くてもいいかな、と思いました。たぶん「1年後に」ルールを遵守するためなのだと思いますが、ちょっと唐突かなあ、と。
きっとこの海斗はこの後すげー甘えつつも成長したところを何気に見せてドキッとさせてくるんだろうな溺れればいいのに、と、自然に「その後」まで出てくるくらい関係性が出ていていいなあ、と思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます(#^^#)
そう! 一年後! だいぶ無理やりでした(笑)
海斗視点はいれないと謎の自分ルールをもうけてしまったので、ラスト非常に困りまして。陽子視点ならストレートに五年後でいいかな。でも一年後ってあるし! みたいな。おかしないい方ですが、無理やり感を感じとっていただけて嬉しいです(^o^;)
その後が自然に出てくるというのも、とても嬉しかったです。まだみなさんの作品はほとんど読めていないので少し時間かかるかもしれませんが、のちほど読みにうかがいます(#^^#)
エピローグへの応援コメント
陽子が帰って来るかどうかわからなくても、5年も待ち続けた海斗の純情さが尊いです。まるで澄んだ海のように綺麗なお話でした。
この企画の小説はいくつか読んできましたけど、陽子視点で描かれたものを見るのは初めてで、不思議な感じがします。海斗が長い間、どんな気持ちで待っていたのか、再会して何を言うつもりなのか、想像の余地がある、余韻を残したラストがいいですね(#^^#)
作者からの返信
指定のあらすじが海斗視点なので、時系列的に一番自然に書けるのが海斗なんですが、わたしはただでさえ出遅れてしまったので。ネタかぶりもありそうですし、せめてもの陽子視点でした(ノ∀`*)
海斗の心理描写は表情などでわかるように書くか、行動からの想像にゆだねるかでかなり迷いましたが、わたしの今の実力で前者をやろうとすると、物語自体がとっちらかってしまいそうだったので、あえて後者を選択しました。『余地』と受けとっていただけて嬉しいです。ありがとうございます(#^^#)
エピローグへの応援コメント
読了しました。
シンプルかつ、美しい描写も相まったとても素敵な物語だと思います。
だだこれは、陽子の物語という気がしてなりません。それを狙ったのでしたら問題ないのですが。
海斗の心情を視点変更なく表す、表情の変化が表記されていてもいいのかなぁと感じました。
たとえば、「秘密の場所につれていく」といった所で、海斗はどう思っていたのかわかりません。
なので、海斗の行動の必然性が足りなく感じました。
海斗は陽子を待ち続けます。
それほどの想いが垣間見える表情があってもいいのではないかなぁと思います。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
コメント重複しますが、おっしゃる通りこれは陽子の物語として書いています。
確かに海斗の心情は、読者にゆだねすぎかなぁという気はしていますが(^_^;)
こちらこそ、お読みくださってありがとうございます。みなさんのはまだほとんど読めていないので、後日読みにうかがいますね(#^^#)
エピローグへの応援コメント
企画からきました。
ここのところ私のやつも含めて変化球作品ばかり読んでいたので、ストレートにプロットを突き詰めた野々チエさんの作品に強く感銘を受けました。素晴らしいです。
物語の構成で目新しさを求めずに、丁寧にプロットに沿って描写していくと、こんなにも綺麗な物語がまとまるんだな、と思った次第です。普通の人がやるとプロットなぞっただけになるのですが、野々さんの作品は卓越した描写力で圧倒的な作品世界を展開していますね。私もこれぐらい描写できるようになりたい!尊敬します。
へたれ海斗も個人的にはツボでした。
作者からの返信
なんと身に余るお褒めのお言葉! ありがとうございます!
こちらの企画は読むだけのつもりだったんですが、うっかり書きはじめてしまったもので、まだほとんど読みにうかがえておりません。ゆうすけさんの作品も後日読ませていただきます(#^^#)
わたしは斬新なアイデアが出せる人間ではないので、ありきたりなことをいかに掘り下げて書くかがテーマみたいなところがありまして。そんなふうにいっていただけてとても嬉しいです(o^^o)
へたれ海斗。書くの楽しかったです(๑¯ω¯๑)
エピローグへの応援コメント
海斗の純情は、5年経っても健在でしたか。いえ、もしかするとあの頃よりも、もっと一途になっているかもしれませんね(*´▽`*)
この企画の小説はいくらか読みましたが、陽子視点は初めてでなんだか新鮮でした。
ステキなお話をありがとうございます(#^^#)
作者からの返信
海斗は陽子が消えた理由を知りませんからね。特に最初の一、二年はなんで、なんでーと頭の中は陽子で埋め尽くされていたかもしれません(*´艸`*)
あらすじから海斗視点で書かれる方が多いだろうなと思いまして。ただでさえ出遅れてしまったので、ネタかぶりもありそうですし、せめてもの陽子視点でした( ノ∀`*)
こちらこそ、さっそくお読みくださってありがとうございます(。>∀<。)
編集済
最後の夏への応援コメント
泳げなくなったのにはそんな理由があったのですか。苦しい出来事は、時にいつまで経っても消えない傷を心に残しますね。
陽子もまた辛い目にあって、だけどこの海が励ましてくれた。
海斗もまた泳げるようになりましたし、この海は人に元気を与えてくれるのかもしれませんね。
言葉を告げることなく、どちらからともなく交わしたキスがステキです( 〃▽〃)
今度のお別れは、再開の約束もなし。だけど、本当にこれが最後の出会いになるのでしょうか?
作者からの返信
わたし自身は、どちらかというと海が怖いので(なにしろ泳げないw)憧れと願望を目一杯つめこんだ感じです(*ノ∀`*)
ありがとうございます。海中キス、雰囲気出てましたかね(*´艸`*)
エピローグへの応援コメント
一気読み失礼します!
爽やかさとキュンキュンが絶妙に絡み合っていて、素敵なお話でした☆
5年もの年月が経っての再会!
胸アツですッ(*´ω`*)☆
作者からの返信
一気読みありがとうございます〜!
筆致企画初参加で、うんうん唸りながら書いた記憶が。笑
ひたすら待って、やっと再会できました(*´ω`*)
って、なんか演歌の世界ですね! 今思いました。笑
素敵レビューまでありがとうございます!‹‹\(*´꒳`* )/››