ヤンデレ美少女2人に好かれた結果。

雨猫

第1話 俺の美少女友達二人!

俺は川本かわもと 悠太ゆうた

目立つ特技も特徴も無い高校2年生だ。


「思ったんだが悠太って美少女友達が二人もいるよな!」

こいつは俺の唯一の親友、片岡かたおか たかし

たかたかだ。


「まぁなっ!けど、そのせいで嫉妬されて親友がたかたかしかいないんだよ…」

キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン

「やべ、チャイムだ!悠太早く行こうぜ!」



「97ページ開いて~」

(あ………教科書忘れた………)

「教科書忘れた?一緒に見ましょ!」

この子は神埼かんざき あお

クラスのマドンナで清楚系美少女で

隣の席、そして俺の幼なじみだ。


「蒼…!ありがとう!」


ジーーーーーーーー…

(ねぇ!回りの目が凄い怖いんだけど!?

俺の事凄い睨んでる!!!)

キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン

「授業終わり!復習しとくんだぞ~」


「川本せ~んぱいっ!一緒に帰りませんか?」

この子は小豆あずき 穂花ほのか

一個下の後輩であり、蒼とは違った

キュート系美少女だ。


「あぁ、穂花」

「悠太くん、小豆さん、私もいいかしら…?」

(二人っきりなんかさせないわ!)


「神埼先輩も是非!」

(チッ川本先輩と二人きりでいれそうだったのに!邪魔しやがって…)


ジーーーーーーーー…

回りの目が怖いわ、うん。まぁ、美少女二人と帰るなんて羨ましいよな


俺はまだ、知らなかった。

こんなことになるなんて思いもしなかった。

この二人がただの美少女じゃないことを。


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