ログインボーナス13日目 置手紙

 朝、誰の手も借りず自身で起きる。

 時刻は6時を3分ほど過ぎている。

 昨日の釣りのせいか体の節々が痛い。


 朝ごはんの準備をしようとした時、机の上に置いてあるの物が目に入る。

 A4の紙に、蒼井さんへ、と綴られている。


「蒼井さんへ


 今日のログインボーナスは置手紙です。残念そうな感じが見ていなくても分かります。


 PS,便箋に入れようか迷いましたけれど、それでは置手紙にならないので」


 なになによりと書かれていなくても差出人は分かる。

 とりあえず財布に入れておくことにした。

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