第53話 なにそれ胡散臭い
ナマステカクヨム!
うーんこの挨拶。するの久しぶりです。せっかく定着してきた頃に自ら放棄するという斬新なスタイルで廃れさせました、お久しぶりです、
実は最近、びっくりするようなサービスをTwitter上で発見してしまい、思わず面食らってしまった次第です。
というか……本当にビジネスとして成立してるのか?してるとしたら凄い。
心なしかキナ臭い気が……
ゲフンゲフン
という感じで、今回はやや際どいところに踏み込んだ話です。あくまで三文の個人的な見解なので、決め付けや断定といったことではありません!悪しからず!
それではいってみましょう
「『有償にて、小説の感想承ります』というサービスを見た」
はい。こんなテーマです。これをTwitterのタイムラインで発見した時、思わず「ほぇ?!」っと変な声が出ちゃいました。
僕は三文士名義でやってるTwitterアカウントに関しては、基本的に相互フォローでやらしていただいてます。Twitterやってなくても分かると思いますが、相互フォローとは相手を知らなくても、原則フォローしてくれたらフォローバックするよ、というあまり節操のないやり方です(自虐)
僕自身、こと小説アカウントに関しては相互でいいと思ってるんですけどね。
そんな尻軽ボーイな感じでSNSというジャングルをさまよっているので、「あれ?こんな人フォローしたっけな?」という現象がよくあります。
今回のきっかけはとあるフォロワーさんのツイートで。
「●●さんに依頼した自作小説の有償感想、もう送られてきました!的確だし細かいところまで読んでもらえてモチベーション上がりました!ありがたいです^_^利用してよかった!」(一部表現を変更してます)
はい。三文、久しぶりに好奇心をくすぐられました。
はて。
有償の感想?
で、興味が湧いてそのフォロワーさんから飛んでクダンのサービスをやってる方のアカウントを覗いてみたところ、まさかのこちらも相互フォローでした。
しかし誰だか分からない。
プロフィールを見る限りだと、過去に新人賞をとった経験があるそうで、その時に雑誌の連載はされていたようですが現在は小説の書き方指南がメインの記事を書かれていて、作品を読んでみたいなと思ったんですが見つかりませんでした。
特に本の宣伝もされていないのでおそらくプロの作家さん、というわけではないと思われます。どちらかというと、情報商材とか売ってるブロガーっぽい。
新人賞をとった、という経歴は確かに華々しく、僕のような底辺とは比べ物にならない説得力に溢れたアドバイスと感想をくれるとは思います(ちなみになんの新人賞を獲ったかは明記されていませんでした)。
しかしこれねえ。正直、現役の人や元編集者とかならいざ知らず。書籍化経験のない、つまりくくりとしてはアマチュアの方からの感想なわけじゃないですか。
それにお金を払う?
最低1,000円からの料金?
なかなかじゃないでしょうか。
既に数十件以上の依頼がきてます、と書いてあったので一定数の需要はあるんですねえ。それは純粋に凄いなあ。と。
ひと様の食い扶持に口出しするのは野暮なんですが、ここはあえて言わせてください。
このカクヨムにだって、細かく読み込んでくださった上に、自身の貴重な時間を割いて鬼のような長文の感想を書いてくださる素晴らしいユーザーさんが大勢いらっしゃいますよ。しかも無料で。
しかもしかも。そういったユーザーさんて、かなり幅広いジャンルの作品を数多く読まれてるから経験豊富なんですよ。だから的確なご意見と感想を必ず書いてくださいますよ。
しかも無料で。
新人賞とまではいかなくても、皆さん歴戦の勇士ですから、真の読者目線での感想は間違いなくもらえると思いますよ。
とにかく無料で。
ねえ。
個人的には1,000円て、そんな安い金額じゃないと思いますよ。まあお金の価値は人それぞれだし、自分で稼いだ金をどう使おうが僕ごときが口出すことじゃないんですけどね。
でも1,000円て、稼ぐの大変ですよ。
僕なんてカクヨムロイヤルティでまだ1,000円稼げてないですよ。もう半年やってんのに。キツいっすよ。まだ500円ですよ。あんなに必死こいて書いて。
マジでもっと広告費上げて欲しい。お願いします!カクヨムさああん!
おっといけねえ。
閑話休題
正直、ここでそのサービスやられてる方の名前は書かないです。相手に迷惑がかかる、ってのが建前。その人、感想依頼サービスの内容を書いた記事へ飛ぶリンクにちゃっかり広告貼ってるから、サービスを利用しなくても概要見ただけでお金が入るように作ってるんですよ。
しっかりしてますなあ。頭は良い方なんでしょうね。伊達にビジネスブロガー名乗ってませんね。だから名前は書きません。助力したくないので。
しかしなんでこんなに僕が過剰反応しているのか。放っておけばいいですよねえ。
理由があります。
僕はこういったアマチュアのプレイヤーを食い物にする、自称業界人があまり好きではないのです。
かつて僕は音楽を志し、青春を費やしていました。あの頃は輝いていたし、後悔することはあったけど素晴らしい人生の一部だったと思います。
でもそんな時代に大好きだった才能ある仲間の一人が自称業界人に食い物にされ、貴重な時間といくつかの名曲を失いました。他人事ではあったけど、心底悔しかったです。今でもあれが世に出ていればな、と思ってなりません。
僕も大勢の自称業界人たちから何度か獲物にされそうになりましたが、動物的勘が鋭かったのか、すんでのところで回避してきました。だからこういう連中は山ほど見てます。
だからこそ感じるんです。
怪しい奴らはプロフから臭う。
このブロガーさん、別垢の方で面白半分にフォローしてる、某有名情報商材系の人に心なしかアイコンや雰囲気が似てるんです。似てるというか、アレ?寄せてる?みたいな。敬ってるもしかして?みたいな。
情報商材系の方々って怪しい人多いから注意が必要ですよ。全員とは言いませんが、ブログで月50万稼ぐ方法を3万で教えますってのは自然の摂理に反してる。もしも僕がブログで50万稼いでたら、絶対に人に秘訣なんか教えるもんか。
とまあここまでズケズケと書いて参りましたが、冒頭でも書いたように、これらはあくまで三文個人の見解です。
この方は本当にプロ級の目線で素晴らしい感想を書いてくれる神様のようなお人かもしれませんぜ。
それに、このサービスにお金を払ってでも惜しくない!1,000円なんて安い!って思う方もいると思います。
そうですね。確かに。
一理あると思います。アナタは間違ってない。
だからこそ最後にもうひと言言わせてください。あくまで、「こういう意見のやつもいるんだな」くらいに受け取ってください。数ある世間の声のひとつです。
「金払ってくれた奴の小説に素直な意見なんていうわけねーじゃんwww金もらって辛辣なコメントなんてしたら悪い噂ながれちゃうwwおだてるだけおだててリピーターになってもらうざんすwww拡散してカモを連れてきてもらうざんすwwwあーちょろいわーwwwざんすww」
とか思ってると思うよ。知らんけど。
そんなところでいかがでしたでしょうか。今回はやや偏った意見になってしまった気がします。
でもそんな偏った意見こそが、僕の真骨頂だと思いますね。
長々と失礼しました。またお会いしましょう。
それでは!
続
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