お肉おいしー!「動物愛護精神」

「動物愛護」という言葉は適切ではないので気に入りません。


「愛玩動物愛護」「希少動物愛護」など、正確に言うべきです。



「動物は大事にしようね」

「動物をむやみに殺したら犯罪だよ」


「ネズミは退治していいよ」

「でもハムスターやハリネズミはダメだよ」


「焼肉おいしー!」

「食べ放題サイコー!」

「大食いチャンピオンすごーい!」


「最近、猟友会が人手不足らしいよ」

「みんなも狩猟免許取って(自費で)害獣をやっつけよう」


「ペットが死んじゃったら、ちゃんと葬儀して供養してあげようね」

「そしたら、また新しいペットを買ってね」


「動物園でパンダの赤ちゃんが生まれたよ! ヤッター! カワイイー!」

「猫が増えすぎないように去勢しなきゃね」


「野生のスマトラ虎はあと300頭くらいしかいないらしい。全力で保護するぞ!(税金を使って)」

「インフルエンザにかかった豚は、まとめて殺処分だ」


「犬を食べるなんて野蛮だ」

「クジラを捕まえることは禁止します」

「ワニ皮は高級ブランド品として売れるぞ!」



めちゃくちゃですね、はい。

これで「動物愛護精神」という言葉を使うのは無理があるでしょう。


人間が動物の命を弄ぶのは食物連鎖の宿命ですから、それについての言及はしませんし、その資格もありません。


ただ、せめて正しい言葉を使ってほしいだけです。

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