「地球に優しい◯◯」は実際地球に優しくない?

よく宣伝で「地球に優しい◯◯」という言葉を聞きますが、実際地球に優しいのでしょうか?


いや、その前に、

地球に優しいとはどういう意味なのでしょう?


①地球環境が改善される

②地球環境に全くダメージを与えない

③地球環境に与えるダメージを最小限に抑える

④法令で定められた最低限の基準値を満たす


優しいと言うなら、①か②のどちらかでないとダメでしょう。

③の場合、それほど厳しくないというだけで、優しいとは言えません。

④は論外です。


しかしながら、宣伝で紹介されている商品の大半は③です。

自動車に至っては④と言って差し支えないでしょう。


−10だったものが−9か−8になった程度の違いしかありません。

たとえ排ガス0の車でも、大量の資源を使っていることに違いはないし、生産過程で温室効果ガスは必ず出ます。

そして、いずれは廃棄する時がくる。


それで優しい?


いじめで例えるなら、

今まで毎日10発殴っていた奴が、今日からは5発にしてやると言えば、それが優しいのでしょうか?


なんという欺瞞。

なんというエゴ。


この人間の行いに対し、地球はどう応えるのでしょう。


「そんなの俺たちには関係ない」

「その頃には俺たちもう死んでるから」

「今が豊かであることが大事なんだ」

「後始末はよろしく」

by旧世代

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