第13話 彼との幸せ

「おはよう、朋絵」

彼が目を覚ますと、私に向かって微笑んでくれました。

その笑顔を見ると幸せな気持ちになりますが、それと同時に恥ずかしさも感じてしまいます。

(やっぱり慣れないな)

私は心の中で呟きましたが、それでも彼の側に居られることが何よりも嬉しく思いますし、

これからもずっと一緒に居たいと思っていますので、そのためなら何だってできる自信があります。

だから、これからの人生で彼と共に歩んでいけるように努力していこうと思います。

それから朝食の準備をするためにベッドから出ようとすると、

彼も一緒に起き上って私に寄り添ってきましたので思わず笑ってしまいました。

そして二人で仲良く食事を摂った後、お散歩に出掛けました。

途中で公園に立ち寄ってベンチに座って休憩していると、不意に彼が話しかけてきました。

その内容は育児についてでしたけれども、私は迷わず答えます。

「大丈夫! 私達ならきっと乗り越えられるよ!」

そう言うと彼は、笑顔で頷いてくれましたし私も嬉しかったです。

その後は帰路につきましたが、途中でスーパーに寄って買い物をすることにしました。

その帰り道、手を繋いで歩いていると、ふと彼が立ち止まりましたので私も立ち止まります。

何かあったのかと心配になりましたが、彼は笑顔で言いました。

その言葉を聞いた瞬間、私は涙が出そうになりましたけれども必死に堪えて微笑み返しました。

(ありがとう)

心の中でお礼を言いながら彼に抱きつきましたが、彼もそれに応えるように抱きしめてくれました。

そして私達は再び歩き出し、家路につくのでした。

帰宅してからは二人で夕食の準備をしまして食卓を囲むことになりますが、その際に彼から提案がありました。

それは育児に関することでして、家事や子育てを手伝って欲しいという事でしたが、

私にとっては願ってもない事だったので喜んで引き受けることに致しました。

それから数日間の間、私は彼と一緒に過ごす時間が増えましたが、

とても充実しておりまして充実した日々を過ごすことができていると思いますし、

これからもずっと一緒にいたいと思っていますので頑張っていきたいと考えております。

(拓哉と一緒なら何でもできる気がする)

私は心の中で呟き、彼を見つめました。

そうすると彼は優しく微笑んでくれましたので、 私も微笑み返します。

そして私達はお互いを抱きしめ合いながら幸せなひと時を過ごすのでした。

それから数日後、体調が悪くなったりしましたけれども、

彼が側に居てくれたおかげで何とか乗り切ることが出来ました。

そんな私を気遣ってくれたのか、彼は私に寄り添ってくれたのです。

その温もりを感じながら私は眠りにつきましたが、翌朝目覚めると隣には彼が居てくれましたし、

とても嬉しかったです。

その後、朝食の準備をするために起き上ろうとしたのですが、彼に止められてしまいましたので大人しく従うことに致しました。

その後は二人で仲良く食事を摂りましたし、その後はお散歩に出掛けましたけれど途中で雨が降ってきたので慌てて家へ戻りました。

幸いにも雨はすぐに止みましたが、念のため洗濯物を干すのは後にすることにして

家の中に入りましたら急に眠たくなってしまいましたので、リビングで横になりましたところ彼も

一緒に休んでくれることになりましたので、嬉しく思いましたし安心も出来ました。

それから、二人で一緒にお昼寝をしましたけれども、

その間ずっと手を握ってくれていましたのでとても幸せな気持ちになりました。

(これからもずっと一緒に居ようね)

心の中で呟いた後、私は静かに目を閉じました。

「朋絵、起きて」

彼が優しく声を掛けてくれたので、私はゆっくりと目を開けました。

そうすると、目の前に彼の顔がありましたので驚きましたが、すぐに笑顔になりました。

「おはよう」

私が挨拶を返すと彼も笑顔で応えてくれた後、そっとキスをしてくれました。

そのキスはとても温かくて心地良くて幸せな気分になりますし、

いつまでもこうしていたいと思いましたが、

そういう訳にもいきませんから名残惜しいですが離れることに致しました。

その後、朝食の準備をするために台所に向かいますが、

その前に彼に抱きつきますと彼もそれに応えるように抱きしめてくれるのです。

それが嬉しくてつい笑みが溢れてしまいますが、それでも幸せを感じずにはいられませんでした。

その後、二人で仲良く食事を摂りましたし、その後はお散歩に出掛けましたけれど

途中で雨が降ってきましたので、急いで家へ戻りましたけれども

幸いにも雨はすぐに止みましたが、洗濯物を干すのは後にすることにしてリビングで

横になりましたところ、彼も一緒に休んでくれることになりましたので嬉しく思いましたし安心も出来ました。

「朋絵、起きて」

彼が優しく声を掛けてくれたので、私はゆっくりと目を開けました。

「ん……拓哉……」

私が目を開けると、そこには彼の顔がありました。

そして同時に唇に触れる柔らかい感触があったので驚いてしまいましたが、すぐに理解しました。

(あぁ、これは夢なんだ)

そう思いながらも幸せを感じましたし、ずっとこのままで居たいと感じましたけど、

彼には仕事がありますので仕方がないのです。

ですから、私は諦めて身体を起こしました。

「おはよう、朋絵」

彼は微笑みながら挨拶をしてくれます。

その笑顔が眩しくて胸がドキドキしてしまいますので直視できませんけれども、

そんな彼の事が大好きでしたし愛していました。

だから、私は精一杯の気持ちを込めて彼に伝えました。

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