第5話 彼との幸せ

「朋絵、君の事を愛しているよ」

私はその言葉を聞くと嬉しさが込み上げてきて、胸が熱くなりました。

「私も、拓哉の事を愛してる」

お互いに想いを伝え合った所で、彼は再び唇を重ねてきました。


今度は最初から舌を入れてきて激しく求め合いました。

私もそれに応えるように自分の舌を絡ませます。

お互いの口から喘ぎ声が洩れてきましたが、それでも止める事はありませんでした。

唇を離すと銀糸が伸びていましたが、すぐに切れてしまいました。


ですが、そんな事はどうでも良いのです。

「拓哉、そのね、一緒にお風呂に入らない?」

「あぁ、いいよ」

私がおねだりすると、彼は頷いてくれました。


その後、私は脱衣所で服を脱ぎ素肌になります。

「朋絵、綺麗だよ」

彼は私の体を舐め回すように見ていましたが、その視線だけで感じてしまいます。

「ほら、早く入ろうか?」

と彼が急かしてくるので、私は急いで浴室に入りました。


そしてお互いに体を洗いっこしたりして楽しんだ後、湯船に浸かり温まります。

その間もずっと彼に抱きしめられていますが、それが心地よくて幸せを感じました。

暫くの間そうしているとのぼせてしまいそうになったので、一旦出ることにしました。

バスタオルでお互いの体を拭き合いましたが、目が合ってしまい、キスします。


「んっ、ちゅぱっ、れろっ、んぐっ、んっく」

お互いの舌を絡ませ合いながら唾液を交換し合います。

息継ぎの為に一度離れると銀糸が伸びていましたが、すぐに切れてしまいました。

それでもまだ物足りなくて再度唇を重ね合わせます。


今度は先程よりも激しく求め合いました。

お互いを貪るような激しい口付けが続きましたが、それでも止める事はありませんでした。

暫くの間そうしていると満足できたのか、ようやく離れていきましたが、

お互いに息が上がってしまっていました。


その後はベッドルームに向かい、愛し合おうとしていたのですが、

そこで予想外の出来事が起こりました。

なんと彼が私を押し倒してきたのです。

突然の事に驚いていると彼は微笑みながら言いました。


「朋絵の可愛い姿をもっと見せて欲しいんだ」

そう言われて私は覚悟を決めました。

そうして、彼とは何度も愛し合いました。


「ねえ、朋絵。今夜なんだが、何処か行くか?」

「え、何処に?」

「そうだな、夜景が綺麗な所とかどうだろうか?

もちろん、ホテルの部屋も取っておくよ」

と彼は言ってきました。


私は少し悩んだ末、こう答えました。

「うん、いいよ、行こう!」

(やった!)

心の中でガッツポーズを取りながら喜びます。


それから私達は準備をして出かける事にしました。

車に乗り込み目的地へ向かいます。

途中サービスエリアで休憩を挟みながら目的地へと到着しました。

そこは高台にある公園で、そこからは街を見下ろす事ができます。


夕日に染まった街並みはとても美しく幻想的で、まるで別世界に迷い込んだような錯覚を覚えました。

その光景を見た時、思わず息を呑んでしまいました。

それほどまでに美しかったのです。


暫くの間見惚れていると彼が声を掛けてくれましたので我に返りましたが、

「朋絵、こっちだよ」

と言われて手を引かれながら歩き出します。

そうすると、目の前には絶景が広がっていました。


眼下に広がる街の明かりがまるで宝石のように輝いています。

私はその景色に感動しながら彼に抱きつきました。

彼も優しく抱きしめてくれます。

暫くの間そうしていると、彼が耳元で囁きかけてきました。


「好きだよ、朋絵」

その言葉にドキッとしてしまいましたが、私も同じ気持ちだったので答えます。

「私も好きよ、拓哉」

お互いに見つめ合った状態で時間が止まってしまったかのように感じていましたが、

その間にも何度も唇を重ね合わせました。


お互いの舌と唾液を交換し合います。

息継ぎの為に一度離れると銀糸が伸びていましたが、すぐに切れてしまいました。

それでもまだ物足りなくて再度口付けを交わしていきます。


「んっ、ちゅぱっ、れろっ、んぐっ、んっく」

お互いの口内を犯し合いながら唾液を交換し合っていきました。

息継ぎの為に一度離れると銀糸が伸びていましたが、すぐに切れてしまいました。

それでもまだ物足りなくて再度口付けを交わしていきます。


「んぅ、ちゅっ、ちゅぱっ、れろっ、んぐっ、んっく」

お互いに舌を絡め合わせながら激しいキスを続けます。

息継ぎの為に一度離れると銀糸が伸びていましたが、すぐに切れてしまいました。

それでもまだ物足りなくて再度口付けを交わしていきます。


私達は、夜景を見ながら何度も愛し合いました。

それからホテルに戻り一緒にお風呂に入ります。

お互いの体を洗いっこした後は、ベッドで激しく求め合いました。


「ねえ、拓哉、お願いがあるんだけど、良いかな?」

「ああ、構わないよ、何だい?」

「えっとね、私、前から考えていたことがあるの、聞いてくれる?」

と聞くと、彼は微笑みながら頷いてくれました。


なので、思い切って頼んでみます。

「あのね、拓哉にマッサージしたいの」

「それはまたどうしてだい?」

と聞かれてしまったので、正直に答えることにします。


「うん、実はね、拓哉って肩凝り酷いんじゃないかなって思ったの、

だから少しでも楽にしてあげたいなって、そう思ったの、駄目かな?」

私が不安になりながら聞くと、彼は笑顔で答えてくれました。


「ありがとう、嬉しいよ、朋絵」

それを聞いて、私も嬉しくなりました。

早速、始める事にしたのですが、いざやるとなると緊張してしまい、手が震えてしまいます。

そんな私の様子に気づいたのか、拓哉が話しかけてきました。


「大丈夫だよ、朋絵、ゆっくり深呼吸して」

「う、うん、ありがとう」

彼の言葉に従い深呼吸をしてから改めて彼の肩に手を置き、力を入れて揉んでいきます。

最初は力加減がよくわからなかったため、痛かったらどうしようかと心配でしたが、

そんなことはなく安心した様子でした。


徐々に力を強めていき、強すぎないように注意しながらマッサージを続けました。

しばらく続けているうちにだいぶ柔らかくなったような気がしたので、

最後に肩をトントンと叩くようにしてから終了です。

とても気持ちが良かったようで、表情を緩めていました。


それを見て安心していると、不意に声をかけられました。

「朋絵、凄く気持ちよかったよ、ありがとう、

お礼に俺からもお返しさせてくれないかい?」

と言われて戸惑ったものの、素直に受け入れる事にしました。


まず最初に彼は私の手を取ると、指先を優しく撫でてから口に含み始めました。

生暖かい感触が伝わってきます。

舌先で指先を舐められるとくすぐったいような気持ち良いような感覚に襲われます。

指の間を丹念に舐められた後、今度は手の平を舐められます。


ゾクッとする感覚が背筋を走り、体が跳ね上がりそうになるのを必死に堪えながら耐え続けます。

一通り舐め終えると今度は反対側の手に取り掛かります。

そちらも同じように丁寧に舌先で舐められました。


「拓哉、気持ちいいけど、そろそろやめて欲しいかも」

「そうか、ならやめるとしよう」

彼はあっさりと引き下がりましたが、代わりにキスして欲しいと言われたので応じました。

唇を重ね合わせるだけの軽いものでしたが、それだけでも幸せな気分になりました。


それから一緒にシャワーを浴びる事にしましたが、ここでも彼は私に甘えてきます。

「背中洗ってくれるかい?」

と言うので仕方なく洗うことにしたのですが、

その際に背中に胸を押し付けるように言われたので断りきれずに従ってしまいました。


柔らかい感触を楽しむように動くたびに甘い吐息を漏らしている彼を見ているとなんだか変な気分になってきます。

やがて満足したところで終わりましたが、次は私の方が彼に甘える番です。

背中を流してもらい、そのまま抱き着いて胸に顔を埋めました。

柔らかい感触を味わいながら、背中に腕を回して強く抱きしめました。


彼もそれに応えるように頭を撫でてくれます。

そうして、お互い満足するまでイチャイチャし続けていました。

お風呂から出た後は、夕食を食べに行くためにレストランへ向かうことにします。


手を繋いで歩きながら向かう途中に何人かの人達にすれ違いましたが、

「あれ、あの二人ってもしかして……」

「やっぱりそうだよね」

という声が聞こえました。


おそらく私達の事を言っているのでしょう。

そう思うと恥ずかしくて俯きがちになってしまいますが、拓哉の方は全く動じることなく堂々としていました。

さすが慣れているだけあります。


お店に着いてからも周りの視線が集まっているのを感じましたが、特に気にすることなく食事を楽しみました。

帰り際、拓哉がキスをしてくれたおかげで少しだけ元気が出てきましたが、

それでもまだ不安は完全に拭えていない状態のままホテルへ戻りました。

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