おしりかじってぇ~ん♡

私がパパにしてもらわなくても平気になったものに、<おしりかじり>がある。


これは元々、ママが私にしてくれてたことだ。お風呂上がりのつるつるぷりんぷりんのおしりにママがハプっとかぶりついて、すぼろろろ~って吸ってくれるやつ。


ママが吸った時におしりがプルルルルって震えて、くすぐったいみたいな気持ちいいみたいなって感じで好きだったんだよね。私も「きゃーっ、きゃーっ!」って喜んでたのをうっすらと覚えてる。


だから、ママが入院してからは、パパにやってもらってた。ホント言うとパパはママより下手だったから物足りなかったんだけど、でもママにやってもらえないから仕方なかったんだ。


なんかなあ、上手く言えないんだけど何か違うの。パパの方が唇がママみたいにぽってりしてないからかな。


でも、パパも、私がお風呂上りに「おしりかじってぇ~ん♡」っておしりを突き出すと、「はいはい」って微笑わらいながら、ハプっ、すぼろろろ~、ってやってくれた。


私はそれが嬉しくて、「きゃーっ、きゃーっ!」って喜んでた。


恥ずかしいとかエロいとか、そういうのはぜんぜん思わなかった。今でも思ってない。さすがにもうやらないけどさ。


そこまでしてもらわなくなっても平気になったからかな。あと、パパが言うには、


「やっぱりちっちゃい頃のお尻とは柔らかさの種類が変わってきてるのかな~。うまく、すぼろろろ~ってならないや」


だって。


確かにおしりを吸われた時の感触が違ってきてるのは、私も感じてた。『あれ? なんか違う…?』って。


そういうのもあるから、『してもらわなくても平気になった』って言うよりは、単純に私が望んでる<おしりかじり>じゃなくなっちゃったからって感じかもしれない。


なんか、不思議だよね。


これも、他人に言ったら『変!』って言われそうかなっていうのは実は小さい頃から感じてて、だから友達とかにも言ったことはない。


パパが変態扱いされても嫌だし。


ま~、パンツ一丁でおっぱい丸出しの娘が部屋の中うろうろしてても何も言わないパンツ一丁の中年のオジサンなんてそれだけで変態かもだけどさ~。


でも、ママが生きててもきっと一緒だったと思う。ママが、


「美智果は女の子なんだからちゃんと服を着なさい」


とかもし言ったら、


「え~? だったらママだって女の子じゃん!」


って言い返しちゃいそうだけど。


だけど、私がそう言ったらママは、


「ママはもう女を捨ててるからいいの!!」


とか言いそうだな~。


って、パパと話してた。


それでもパパは、


「女を捨ててもママが好きだよ」


って言ってくれるんだ~♡


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