応援コメント

4-5 一人」への応援コメント

  • こんにちは。
    それぞれの家の香りってありますけれど、お邪魔した時に無視できないものですよね。あえて着目(鼻)するとかではなく、呼吸をする限り当たり前に。
    目に見える景色とにおいとが自分の中でマッチすれば落ち着きますし、そこに「あれ?」という感覚が芽生えるともう早く出て行きたくなったりします。単純に、いい匂いとかくさいとかいうことではないですね。

    ストーリーをさておいて情景のことばかり言って申し訳ないのですが。和洋折衷と表された部屋がまたいいですね。
    大正や昭和モダンと言われるようなインテリアが個人的に好きです。ただ自分の家にそういう部屋を作るかと言われれば、なんだかいつも背筋を正していないといけない気がしてしまう。そういう空気を勝手に感じております。
    また、出てきたグラスがかなり古い物か高級品なのでしょう。『かろん』と氷が鳴るのは、ガラスが分厚い証拠。
    そこかしこに、この物語の厚みを感じます。

    作者からの返信

    雪羽さん、こんばんは!お読みくださり、ありがとうございました!
    家の香りって、仰るように、あえて着目(鼻)せずとも意識にするりと入り込んできますよね。このお話は特に、アニメみたいに情景が目に浮かぶ物語にしたいという当時の思いが強かったからか、情景描写にも自然と力が入っていましたので、触れていただけて光栄です。克仁の和洋折衷の家、私も気に入っています(*´ω`*)
    「いつも背筋を正していないといけない気がしてしまう」感じ、分かります。過ぎ去った時代を形作ってきた物に対する敬意なのか、ついつい居住まいを正してしまう何かを感じますね。グラスにも着目していただけて嬉しいです……!重厚な物語を数多く綴られている雪羽さんに、物語に厚みを感じていただけて幸せです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )