3 カクヨム運営のバカヤロウ

 そして更に、私の処女作である殺人将棋小説に、大事件が起きてしまう。なんとカクヨム運営より、『金のたまご』に選ばれた。これから流行るであろう作品をプロが選ぶと言った物だ。


 私の作品を読んだプロの先生よ、嘸かし苦痛な時間だったであろう。


 実際の所、嬉しい限りではあったが、そこからアンチの魔の手が忍び寄る事となる。


「何故こんな作品が……」、「他にも面白い作品がある」、「目障り」


 こちらこそ実に目障りだった。仮に小説家になりたい奴らならば、愚痴なんて溢さず、さっさと私より面白い小説を書けばいいのだ。私の様な、小説に関して意識の低い人間に負けているようでは、先が思いやられるではないか。


 別に私は、WEB小説界全体を憎んでいる訳ではない。ただこの辺りぐらいから、WEB小説界にもバカは大勢いるんだなと、改めて知っただけの話である。


 念の為に、新たなるアンチを生まない様に強調しておくが、WEB

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