警察官(激務)に舞い降りた、ある冬の恋!

作者さまが長く書き続けているシリーズのスピンオフ作品ですが、このお話からでも楽しく読むことができます。

主人公は警察官。シリーズ本編では、主要人物のかげで、かっこいい人を羨んだり、どうせ自分は、というネガティブな思考をしがちな人物だった二宮さん。しかし今回のスピンオフ、晴れて回ってきた主役の舞台で、彼はやってくれました!

恋愛や仕事(激務)に悩みながらも、自力で、時には助けられながら成長していく様子にわくわくしました。最終的にはまぁ、バカになるのですが、とても幸せなバカになりましたので、彼を応援していてよかったなぁと思いながらの読了でした。

警察官の恋愛はなかなか大変な面もありつつ、いや当人同士が想い合っていれば乗り越えられるんだなぁと、読み終わってほっこりあたたかい気持ちになる作品でした。