中二病の症状 10


1

いきなり――「ゾーンに入った」と言い出す。


2

漢字は苦手だが「鬱」という漢字は書ける。


3

映画館で、一人で映画鑑賞できるようになった、自分に感動している。


4

筆箱に、自分の名前が書いてある。


5

「オレは、にわかラグビーファンだ」と言うが「にわか」という言葉を使うことが、にわかだった。


6

シャープペンよりも、鉛筆を使っていることに、誇りを感じている。


7

授業中に、天井を見上げている自分に、――陶酔している。


8

10センチぐらいの、でかい消しゴムを持っている。


9

マックかウインドウズ、どちらにしようか悩んでいるらしいが、本体がのウィンドウズも、マックだと思っている。


10

廊下で、突然、――スキップをしていた。





つづく






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る