中学生がだらだらと環境問題とか温暖化問題諸々について考えてみる

えるでぃあん

環境問題は資本主義のせいだ!!(暴論)−1

 名前の歪さから訪れた読者の方々、初めまして。まーたこいつかと思いながら読んでる方、どうも。私だ。

 今回は、いつも脳内で考えたりしている環境問題の影響やらなんやらを、中学生が大した専門知識もなく、手元にあるパソコンだけでだらだら書いてみよう、という趣旨の作品である(Wikipediaを使っても許される……よね?)。

 ……単に現実世界でこの話をする人がいないからです本当に申し訳ありません。

 まぁ、百間は一行に如かず。とりあえず書いてみよう!


*色々と危なそうな思考が沢山出現します(多分)。あと、だいたい想像です。


____________________________________許してください!何でもしますから!


 環境問題。巷でよく叫ばれるソレである。

 だが、待ってほしい。そもそもの話なんで環境問題が起きているのか?この根本的問題の答えを、少なくとも身内やネットでは見たことも聞いたこともない。調査不足かもしれないが。

 原始時代、環境問題なんて事象が発生していたのだろうか?いや、違う。だとしたら今頃我々は水中に暮らしている”かも”しれない。だが、現実を見ればそんなことはない。実際に”環境問題”と呼ばれるような事象が発生したとされるのは産業革命後である。

 そして、その産業革命後になぜ環境問題が発生するようになったのか。その元凶に関して考えに考えを重ねた結果、一つの結論が導き出された。


 それは——”資本主義*”。


 暴論だと思ってくれて構わないが……いや、もしかするとこれが正常な思考かもしれないし、すでにその界隈では有名な話かもしれない。だが、間違わないでほしい。

 中の人は”資本主義”が悪だ云々と言い、”共産主義*”や”原始共産主義*”に傾注するコミュニスト的存在ではない(共産主義等における環境問題への利点はもちろんあるが)。

 だが筆者としては、これが原因なのではないか。そう思わざるを得ない。確かに、近年爆発的に増えている地球人口も関係あるだろう。これにより人間の住む土地と貴重な森林等々の面積は反比例し、環境問題を悪化させているのは事実だ。では、おさらい程度にちょっとした産業革命後から現在までの足跡を少しばかり書いておくとしよう。


 蒸気機関が実用レベルに達し、蒸気機関車が誕生し、イギリスで産業革命が起きた。

 蒸気機関は今まで手作業だった工業製品の作業効率を大幅に向上させ、物資の大量生産技術が確立された。それは日用品はもちろん、効率のいい農業生産……農薬生産や民間用のトラクター量産、またそれら生鮮食品を運ぶための列車等の量産を可能にした。これは首都部へ新鮮な生鮮食品を送ることが可能になったと言うことであり、庶民から上流階級の人間までの人々の一瞬で食生活を改善させるには十分だった。資本家達が自身の所有する工場の煙突から汚染された排煙を大気中に撒き散らし、劣悪な環境下で労働者達に大量の物資を作らせ、それを売り、利益を生み出す状況が……資本主義が誕生したのは周知の事実だろう。

 こうして、当時の国民の一部に過ぎない上流階級民や金持ち、資本家たちが素晴らしき平穏な日々労働者により成り立つ社会を手に入れることに成功した。

 とはいえ、このような状況下で何も起きないわけがなかった。劇的に環境が変化したことが影響し当時のイギリスでは様々な問題、公害が発生した。ロンドンスモッグ*や労働者らによる労働環境改善を求めるストライキなどがその代表的な例だ。

 ……尤も、これにより大気汚染対策や労働環境の全体的な見直しに繋がった訳だが。

 それから随分と月日が経ち、数度の戦争や緑の革命等技術革新を経て、人類はその数を増やし続けた。そして今、この地球という星に我々が……地球人合計70億人が、生きている。

 そして同時に、今までこの平穏な生活を支えてきた資本主義社会の”問題点”はいつも、労働する物質が人から機械に変わっただけで本質は大して変化することはなかった。

 それが——。


 ”資本主義社会の回し方”である。


 そもそも中の人が勝手ながら言わせてもらうと、所詮環境問題だー、大気汚染だー、その他云々は、この”資本主義社会の回し方”が生み出してしまう負の副次効果にすぎないと考えている。結局のところ、本質的な部分を解決せず、間接的な部分のみを解決しようとしているのが今の現状だ。これでは環境問題そのものの解決の糸口が見えるわけがない。

 では、”資本主義社会の回し方”のどこに問題があるか。


 ”大量に商品を生産し、売り捌く”。これこそが全ての問題の元凶なのだ。


 wiki先生によると、”資本主義は一切全てを商品化していく「市場システム」であり、諸々の近代国家に蓄積させ競合させる「世界システム」だとされる。その主体は企業であり、これが物財やサービスを生産し流通させている(Wikipedia『資本主義』より引用)”と書かれている。

 つまり、資本主義社会を回すには必然的に各企業などによる大量の物資量産が必要なわけだ。そのためには必ず物資を量産する必要があるし、したくなくても地球総人口が70億人を超えた現在、伝統工芸の類なら別だろうが、日常的に必要とされる日常品や消費物の需要が莫大な以上それも不可能に近い。それに商品などの価格競争や品質競争も、今の生活をかたどっている。


 そして、この話を語るにおいて最も重要な世界的問題が存在するのだ。

 それが、食品ロスだ。

 どこで見たか忘れたが、今現在地球で生産されている食料を全て全人類に分け与えるとして、それを実際に行う場合、全人類に大凡おおよそ均等に食料を分け与えることが可能だとされている。

 だが、実態を……今尚、植民地時代の爪痕が根強く残るアフリカを見たらどうだろうか?

 貧困に喘ぎ、まだ生まれて間もない赤子が生まれて一年経たず生き絶えるなんてザラ。中には数分で死ぬ赤子だっている。こうなってしまった理由はもちろん、長期にわたる植民地時代の影響や土地そのものの影響が大きいのだろう。

 だが、筆者としては一番重要な理由が存在すると考えている。その”重要な理由”は、既に述べた。


 ”大量に商品を生産し、売り捌く”。先述のこの項だ。この点こそが、我々がかつて経験し、これから身を以て味わうであろう”環境問題”の原因足らしめる奥底深い欠点を抱えている。


 余談ではあるが、何故アフリカの貧困の解決の糸口が見えないか。これに関してはある程度の説明が可能だ(多分)。

 先述の通り、我々の住む資本主義社会は”大量の商品を作り、売り捌く”ことにより成り立っている。だが当然ながら、それは必然的にそれらを購入する側の人間が必要だと言う意味でもある。

 そこで資本家たちは、国家は、アフリカ……大きく言うなら、発展途上国へと目をつけた。発展途上国以上に、ある程度の期間顧客たらしめる存在となりうる物は存在しない。


 さて、ここで一つ話をしよう。

 我々の目の前に貧困にあえぐ家族がいるとする。そこに、ある程度の金額で数ヶ月間命をつなげるだけの食料や家を、後の資金等返済を条件に提供する人間が現れたとして、それを咎める人間は存在するだろうか?例えそれが、表面上の”善意”であろうがなかろうとだ。

 一見、とても素晴らしい行動に見えるだろう。と……言うよりも、何も知らない人間から見ればただただ”素晴らしい”行動だ。もしそれが国家単位だとして……。


 つまりは……そう言うことだ。結局、現在の世界各国の国家体制では”民意”さえどうにかなれば、支援する側の動き次第で発展途上国を一瞬で莫大な利益を生み出す”搾取される存在”にすることが可能だ。

 とはいえ、その”搾取される存在”とて永遠のものではない。高額で売りつければ国庫が干上がり内戦が勃発。また一からスタートとなるかもしれない。それとも……社会・共産主義、もしくは独裁政権に染まるかだ。前者なら別に構わない。だが、後者なら話は別だ。”(どことは言わないが)北”的な存在にでもなられたら非常に厄介極まりない。

 かと言って安く材料を売りつければ、国の経済が発展。その瞬間にその国は”搾取される存在”から、”対等な貿易関係を持つ国”へと進化してしまう。売りつける側は、それも考慮しなければならない。


 これらをまとめれば、つまり今の発展途上国などは江戸時代の農民……”なんとか生きながらえる状態が続いている”と言うことになる。インドのような人口が多く、なんらかの産業が突出して栄えている国は例外だろう。


 以下は余談のつもりだったがついつい脱線してしまった。いい加減本題に戻るとしよう。


 環境問題と食品ロス。この2つはある意味、切っても切れない親密な関係にあると言える。

 環境問題は産業革命後に発生したと前述したが、環境問題即ち赤潮やアオコと同じだと捉えてもらって構わない。そう、あの夏とかに異常発生するプランクトンやら藻やらの塊のことだ。簡単に例えるならこの2種類の現象が一番わかりやすい(はず)だからだ。

 この2種は、普段何気なく存在している特に害のない生物により形成されている。だが、これらは異常増殖することにより、自然界に災難をもたらす。それが、アオコや赤潮だ。

 これを環境問題に置き換えてみれば……つまるところ、人間が増えすぎたのだ。

 そして、人間が増え過ぎた原因は主に三つ。食料面での解決と、衛生面・健康面での解決、そして、やはり資本主義だ。


 この項については1−2話で触れるとしよう。……え?理由を教えろ、だって?


 ……疲れるからです。



______

*資本主義

 資本を持って云々っていう思想。


*共産主義

 簡単にいえば『みんな友達!物も全部全員で使おう!!給料も全員一緒!』

といった感じ。尚Y・S氏はこの考え方に疑問を持った人や政敵、その他国家反逆罪を犯した(基準は不明)人間を強制収容所ラーゲリ送りにした。こわいね。


*原始共産主義

 共産主義も真っ青な思想。『科学も全部捨てて原始時代と同じような暮らしでみんなで過ごそう!!』という思想。

 この思想に傾注したある人物が指導した国では、本が読めるだけで処刑されたらしい。誰とは言わないぞ!!誰とは!!


*ロンドンスモッグ

 史上最悪の大気汚染による公害事件とされている。

 ロンドン上空で停滞した寒冷前線(だったはず)が原因で硫酸等の大気汚染物質が地上付近に舞い降り、それが人々の家々やコンサート会場、果ては映画館館内にまで侵入した。それが原因で合計一万二千人以上が死亡。これは毎年の平均的な冬の死亡者数よりも四千人近く多かった。(wikiより参照)


 書いてて一言。めっちゃ疲れた。(二度目だろこれ。

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