「そして明日へと繋がる風は吹く」でシエラが口にしていた言葉は……つまりこういう意味だったんですね。
想像以上に重いシエラの過去を知り、打ちひしがれるグラナ。
そんな彼に優しく接するアレンさんは、本当に良い人だと感じます……!
作者からの返信
グオティラス様
いつもコメントありがとうございます!
シエラの連換術を習いたいという本心には色々複雑な理由がありまして、今回の過去エピソードはそのうちの一つです。
アレンさんは妹さんのアリアさんを本当に大切にされていた方なので、忘れ形見であるシエラのことは実の父親以上に気にかけてます。
皇女様とのやり取りではグラナのことを心良く思っていなかった彼も、グラナの人と成りを知ったことで彼に抱いていた印象が変わったのではないかと、思いますね。
編集済
目の前で母親の死に会ったら、これはもう七色の光を出すしかないでしょ。
シエラの父親のことだけじゃなく、彼女の壮絶な過去を知ってしまったら、グラナとしては辛いところですね。
でも逆に、その経験を踏まえて連換術を学びたいと思っている訳だから、シエラの気持ちは尊重したいし。
まあ、こんな重い状態で、さらにアレン公爵から依頼が?
頑張れグラナ~!
作者からの返信
ぬまちゃんさん
返信遅れてスミマセン……。
主人公は悩んでなんぼという、これまで触れてきた無数の物語から得たメソッドから思いついた展開だった(うろ覚え)とは思うのですが、ちとやり過ぎた……か?^_^;
とたまーに読み返して客観視してるシーンです。
が、それだけ立場が複雑で、各勢力から狙われているシエラの重要性を明かすエピソードとしては、どうしても外せないものになりました。
また、公爵も何処の馬の骨がうちの姪を誑かしたのか、見定めてやろうではないか……。
というのが、彼と直接会う前の心境だったのでしょうけど、実際に会って人と成りを知った上で、グラナにならこの子を託せるかも知れないと、少しは認めてくれたからこそここまで腹を割って話してくれたのかもしれませんね。