第4話 レジスタンス ワンス モア


あなたのいない世界じゃ何をしても意味ないから

なんて言っておいて 結局どうしようもなく生きてるよ


新しい恋人に なだめられ

それなりに毎日を過ごしてる


私の街には長い長い階段がいくつもあるの

坂道の多さに戸惑って立ち止まる日もある


「泣けば済むと思うな」

そうやってよく怒られるけど

誰だってそんなつもりで泣くわけじゃないよね

立ちふさがる敵も 高すぎる壁も

全部越えてみせたいよ


友だちや思い出が季節のように移り変わる

自分で選んだ服に特別な意味を込めてるよ


あなたが嫌った可愛すぎる女の子たちも

私には必要


人としてきれいになりたいと願うよ 汚らしく生きる日も

全部が真面目であることはないけど

プライドは持っていたい

大人をよく批判するけど

自分の歳を考えたことはないの?

若さは武器だよ

右にならっていたら駄目だよ


「泣けば済むと思うな」

そうやってよく怒られたけど

誰だってそんなつもりで泣いたわけじゃないよ

立ちふさがる敵も 高すぎる壁も

全部越えてみせたよ


あなたにない優しさを持った

今の恋人が好きだよ

私はずっと若いまま老いてく

丸くなるつもりなんてないよ


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