第2話 雪見大福の降る夜。

最近よく思う事。


それは「字面」について。


字面の美しさって、

私はかなりキュンときます。


とはいえ、何が良いかどうかは好みの問題です。


息子の名前に「汰」という字を入れているのですが、名前に使う中のほかの「た」より好きです。

(あくまで個人的な好みなのでお許しください)


他にもそういった「字面」好みは

沢山あります。


例えば、私が今書いている小説の主人公の名前は

「永実子」と言うのですが、

間違えて「永美子」になってしまっていて

有難いことにこっそりご指摘頂きました。


意味を考えると「永美子」もいいのですが、

字面は「永実子」が好きです。


こんな感じに超個人的な好みがあるのでした。



が!


実は昨日、私はあるお方にすごく失礼な事をやらかしてしまいました。


たった1文字違うだけで、

こんなにも失礼になるのか!!と

改めて言葉の恐ろしさを知りました。


と言いつつ、

その後、数時間に渡り

自分でやらかしたくせに思い出し笑いが止まりませんでした。


ちゃんと反省しています。

ごめんなさい。



どんな間違いだったかと言うと、

ある方へのコメントでの事でした。


私はその方のエッセイのあるエピソードが

大好きだったので、

その事を伝えたかったのです。


それは淡い思い出で、

学校一の美少女に「私、変人が好きなんだ」と言われて、後にその変人とは自分の事だったと気付き、あの時に戻れたら自分に「お前は変人なんだよ!」

と言ってやりたい……という様なお話でした。

(私の表現力では伝わらない……実際に読んで頂きたい!!)


なので、私はそのエッセイへ

「もし私も過去に戻ることが出来たら、両手で肩を揺さぶりながら(あなたは変人なのですよ!)と教えてあげたいです」

みたいなコメントをしたと思います。



そのお方が最近エッセイを書いていないと仰っていたので、


⦅「変態ですよ!」と過去に言いにまで行きたくなった話が特に好きでした(笑)⦆


とお伝えしました。


その後、何事もなく仕事をしていた私。


数時間後、もう一度確認してみました。


すると、そのお方から

「ねむこさん!変態じゃなくて変人です!」

とお返事が書いてありました……。



ぎゃーー!!

私ってば、「変人」と「変態」じゃあ

意味が全然違うではないかーー!!!


と急いで、非礼をお詫びしました。


そのお方は優しくて

仕事中笑っていましたと言ってくださいました。


が、お詫びした張本人のくせに

その後も笑いが止まりませんでした。


本当に心から謝ります。

すみませんでした(土下座)

実は、ここに勝手に書いた事も不快にさせていたら

どうしようとドキドキしています。


でも、笑いが止まらない(笑)


たった1文字間違うだけで、

大変な事になりますね…。


字面もだけど、意味も。


言葉って恐ろしい。



あ、タイトルは全然関係なくて

私が高校の時に美術の授業でそんな絵を書いたなぁとふと思い出したのでした。


字面、いいタイトルかなぁと思いまして。

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