応援コメント

第48話 全ての疑問が解ける気がした」への応援コメント

  • 子供心には「孤児」という言葉が傷つくのかもしれませんが、大人の自分にとっては村長の判断が悪いものと思えなかったんですよね。

    なので、このエピソードで、そのあたりに触れられていたので丁寧な作りだなと思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    なんだかんだ言っても生まれてから今までずっと村長に育ててきてもらったわけですから、ルーツも本当は村長を信じたいんですよね。
    その思いがどう変化していくのか。今後の出来事が今まで人を信じることしか知らなかったルーツの考え方に大きな影響を与えます。

  • 一気読みして咀嚼するのに時間がかかりましたが、多少整理ができたので。
    ここまで読んだだけだと入れ子状構造で展開される「みにくいアヒルの子」の物語といった風情ですが、色々とまだ謎が残ってますね。

    村長の行動には悪意を感じないし、まだちょろっとしか出てない魔獣。主人公が魔法を使えない理由も明らかじゃない。首都についてガラッと見える景色が変わったように、またどんでん返しがあるのでしょうか?

    主人公も全然思考が主人公ぽくないですし。

    そして、タイトル。誰が悪魔なのかによって話が大きく変わりますよねえ。
    とりあえず現時点での評価ってことで。

    続き楽しみにしてます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    どんでん返しはあると思います。私は、起承転結転転転みたいな話が大好きなので。

    本当は村長の行動やタイトルの意味とかも言いたくてうずうずしているんですが、それは追々ということで。

    ルーツに関して少しだけ言うと、
    確かに彼は現状では、大きな時代の流れの中で、その名も知られず、なぜ生まれたかも分からず消えていく、我々と同じ一介の人のように見えます。でも、他の誰でもない彼の目線で一つの物語が進んでいるという事は、彼には主人公たる所以が隠れているのでしょう。(たまにユリの目線で物語が進んでいるのを見るに、主人公の資格を剥奪されかけているのかもしれませんが)
    でも、私は例え、彼が何の資質も持たぬただの人間であったとしても、主人公を張る資格はあると思います。
    傍から見れば、全然主人公っぽくない人でも、彼ら自身からみれば、自分自身こそが人生の主役なのであって、どんな権力者も有名人も、脇役に過ぎない。そう思いません?(少しと言って長々とすいません。話し始めると、いつまでも話しちゃうタイプなんです。ごめんなさい)


    関係ない話ですが、入れ子構造の物語で言うと、私は小学生のころミヒャエル・エンデが書いた『はてしない物語』を夢中で読んでいました。そういえば、この本の主人公も、途中までは全然主人公らしくなかったですね。