14歳

お父さんなんて帰ってくるな。

お母さんから聞きました。

お母さんと私を置いてお父さんは別の女の人の家に行ってるのだそうです。

ムカつくムカつくムカつくムカつく!

私は一生懸命家の手伝いをしています!

お母さんも片足が不自由なのに頑張って家の事をしてくれています!

お父さんだけ、お父さんだけ家に帰っても来ません。家の事を何もしません。

私たちはこんなに頑張ってるのに。私の誕生日なのに。

もう帰って来てほしくない。帰ってこなくていいです!

私の家族はお母さんだけです!

なんでお母さんがいるのに、なんで私がいるのに知らない女の人の所へ行くのか私にはわかりません、お父さんが分かりません、どうして。


もうお父さんなんて帰って来てほしくない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る