幻燈が映す夢のように美しい世界

少し怖い夢を見たときのように、全体像は仄昏い暈を被り、冴え冴えとした意識の中に、印象的なディテールが浮かび上がります。
行き着く先が何処なのか、立ち寄る先が何処なのか、確かめたいと言うよりは、夜の空気に漂っていたい……心地好い世界です。