2019年07月22日
クラスの女の子はぼくを嫌っています。
みんながみんなではないけど、仲の良い先輩二人以外はぼくのことを腫れ物みたいな扱いをします。
ぼくと目が合うと、瞼を見開いて硬直して、少ししたら眉をひそめます。
そいつの顔は小学校の時にぼくを虐めてきた女の子とよく似ています。
ぼくのことからかって、ぼくに無実の罪をきせて、ぼくを泥棒を仕立てあげたこともあります。
ぼくが不登校になったと知った途端、謝罪の手紙を他の生徒経由で渡してきました。
悪いと思ってるというより、ぼくに許されている自分が欲しかった。
そんな醜い女の子と彼女はよく似ています。
そいつらは排泄物より汚い人間です。
彼女に比べたら、ぼくは殺人鬼が聖母マリアに見えるのです。
2019年07月22日
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