9篇 異色な存在

私だけいつも

置いてきぼり…


いつも何処かに壁がある

私と皆の間に壁がある


未来も過去も現在も

私は一人ぼっち…


何処かで一線を

引かれている違和感


気持ち悪い…


途中で一線を引くなら

途中で壁を作るなら

初めから私に関わらないで


一人にして

一人ぼっちで居たい


私だけ皆と違う

皆の中に入ると

自分が異色な存在だと

自覚させられる


異色な存在が

綺麗な存在に混ざると

いびつで不快な存在へと

変化する


それが嫌…


私の存在が

綺麗な存在を壊す…


壊したくない

私も綺麗に混ざり合いたい

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る