切なすぎる物語

恋愛に発展するよりも早く終わりを迎える物語がすきで、このお話はまさにツボでした。切なすぎる。悲しすぎる。そして思い出した時にはいつも遅すぎる。それでも思い出さずにはいられない。恋と呼べるものか分からない。だけどその時身を焦がした思いは、今も燻りつづけている。そしてきっとこれからも、柔らかな熱をもって苛み続けていくのでしょう。切なくて、悲しくて、息苦しくて、だからこそ強く胸に残る物語です。

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