変化を拒むことと伝統を守ることは違う

 雑貨屋に行ったらレジがセミセルフ式に代わっていた。


 客がレジ打ち・代金支払・袋詰めをすべて行うセルフレジに対し、レジ打ちのみを店側で行うのがセミセルフ式。店員が商品をレジに通して会計が出たら、客はお金を指定のスロットに投入し、出てきたつり銭やレシートを自分で取る。


 店側にとっては利便性に優れたシステムだと思う。


 レジでトラブルが起きやすい金銭授受。それを客のみで完結させれば、少なくとも「払った」「払ってない」なんて火種は生まれない。うちの職場にも導入を望む。


 従来のレジ形式を望む客だってもちろんいる。新システムによって新たな苦情も発生するだろう。

 それでもやり方を変えるのは、現状維持ではやがて終焉が予測されるから。

 この先も生き残るために変化する。

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