きつね、あやはの感想文

第1話 『老人と宇宙(そら)』

『老人と宇宙（そら）』

ジョン・スコルジー

これわ大局的に見たなら、異星人のひしめく世界で、なんとか生き延びようとする地球人の物語だ。

そして軍人の物語、人類の守護者の物語でもある。

でもわたしわ、

一人の老人の愛の物語でもあることを書きたいのだ。

作者はこのお話でいろいろな物語の側面を見せているけれど、

でも、

家族、仲間、人とのつながりのお話であることをわたしわ考えたい。

軍人となった老人の仲間。

新しく出来た家族。

広がりゆく人の輪。

そして、戦場で倒れてゆく人たち、失われる絆。

これは老主人公ジョン・ペリーが、伴侶を亡くして軍人となってから、

家族を取り戻すまでの物語だ。

わたしわ幸せな気持ちで、このお話を読み終えることができた。

それと、みなはらさん!!、

続編4作めの『ゾーイの物語』

あれの感想文。ぜったいわたしにやらせてね!!

わたしわあのお話、大好きなんだからっ。

数奇な運命に翻弄され、ジョン・ペリーの娘になった少女ゾーイ。彼女の過ごす異星での日常わとても面白かったし、

お話の最後の方は感動してしまって…。

…あれ？わたし、感想のこと話してる!?

ごめんなさいっ、みなさん。

『ゾーイの物語』とても好いお話です。

『老人と宇宙』も良いお話ですから、読み進めて、ぜひ4巻まで読んでみてください。

−解説と感想−

拙作のお遊びにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

自分は老主人公ジョン・ペリーを主役とするこのお話が好きでねぇ(笑)

そして、彼の娘となったゾーイ、彼女には大変感動しました。

彼女が同年代の親友たちと過ごす植民地の生活は、生き生きとしており、

自らのことのように、大いに楽しめました。

まあ、このお話は3巻の物語のスピンオフ。別視点の物語でもあるので、

それだけにとどまらないのですけれど。

面白いですよ。

よろしければ、1巻を、出来れば4巻まで読んでみてくださいませm(__)m