第7話 7月19日。

こんばんは。


疲れて少し眠ってしまっていたら

こんな時間になっていました。


でも、君に手紙を書く時間にしては

いつもより少し早いですね。


私の今日は、

友人と話をして笑ったり

外に出掛けてお昼を食べたり

そして、またお喋りして

笑ったり。


そんなとても平和な一日でした。


けれども、

私は今日はとても大きな壁を越えなければならないのです。


実際にはひょいと跨いで終わりかもしれないけれど、少し怖いのです。


君もこんな思いをしたことはありますか?


私は初めてです。


「大丈夫」

君ならそう言ってくれる気がします。


でも、気がするだけではなく、

実際に君が本当にそう言ってくれたのなら

いいのにと思ってしまいます。


手紙でこんな事をかくのは

おかしいですよね。


今日の壁が私を少しおかしくしているのかも

しれません。


明日になったら、

きっと何事もなくいつもの私に戻っていると

思うので、今日は許してくださいね。


今日の私さようなら。


明日の私で君にまた手紙を書きますね。


それでは、また明日。


おやすみなさい。

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