爺、遥か昔に転移

元爺だよん。


前作同様、転移しました。

終戦末期の昭和19年のスマトラ島沖のリンガ泊地。


何故リンガ泊地かって??


まだ大艦隊が健在だったからだよ。

この前の米軍幹部との会談で悟った。


こんな力を持つ人間は歴史に介入しても良いのでは?だな。


色んな時間想定したが、特攻作戦が開始される前、艦隊を維持させ、

敵を海底に沈める。


あのクソ米軍を思い出すとブチっとキレたのよ。


で、連合艦隊司令長官豊田副武大将に面談してますwww


「突然ですが豊田さん、米軍を潰す気あります??」


いきなり作戦室(大和)に現れた俺に豊田さん驚いて腰抜かしてます。


「君は誰だ??何処からこの大和に??」


「俺は未来の小僧です。未来の日本から来ました。」


そこで俺はPCをドン!!プロジェクターもDON!!!


「それは・・・???」


「部屋暗くして貰えます??貴方達のボンクラ作戦で滅びる帝國の末路です。」


PCに保存しておいたレイテ沖海戦のCG動画だ。

さすがに実写は無いのでね。


武蔵が沈み特攻隊が開始。

そして栗田Uターン。


小沢、志摩両艦隊の壊滅。


どれも愚かとしか言い様が無い無様な末路。


艦隊を米軍に献上するのと一緒。


それがレイテ沖海戦の決算。


連合艦隊司令長官豊田副武大将は真っ青だった。


「コレは・・・事実なのか??」


「自分の生きた歴史です。このまま連合艦隊参謀神重徳大佐の言い分通りにしたら、

この大艦隊はシブヤン海の深海の漁礁です。

未来の横須賀は在日米軍基地、そして海軍は海上自衛隊として米軍の下っ端。

こんな屈辱を神は作戦として提言するのですよ。

クソガキでもまだマシな作戦考えます。」


「君・・・は??」


「あ、名乗るの忘れてた。ナカダユウジ、年齢19歳。

生まれは〇〇県の〇〇市。

生年月日昭和36年4月1日。」


「昭和36年??」


「そう、戦争に負け焼野原になり、ボコボコにされた戦後生まれですよ。

マンガや本でしか見た事ない大艦隊をこの一戦で潰すのを止めたいのです。」


「君はナニが出来るのだ??」


「聞いてくれるなら色々と言っておきます。」


豊田は考えた。


この青年の持って来たパソコンとやらも凄い。

神参謀の作戦を聞いて承認するか迷ってた豊田だが、彼の提案を聞いて見るのも・・

手だな?と思ったのだ。


マリアナ沖海戦で敗れ帝國は追い詰められてた。


(まだ台湾沖航空戦は開始してません。)


「分かった。聞くとしようか??」


「ありがとうございます。まず、自分は未来や過去に渡る事が可能です。

そして色んな魔法を持ってますが、特にアイテムボックスは重宝してます。」


「あいてむぼっくす??」


俺は空間から缶ビールを数本出して彼に飲ませる。


「未来の缶ビールです。喉も乾いたでしょうし、飲んで下さい。」


冷やして保存してたので利くと思う。


プルタブを開けて飲ますと・・。


「美味い!!冷えてて喉にキュっと来る。。」


「このボックスで敵の武器弾薬を奪えるだけ奪って来ます。

ですので作戦発動を控えて下さい。」


爺は過去で大泥棒を画策するのであった。



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今回より題名変えます。(;^ω^)

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