元爺さん、リセットする。

ケガで身動き出来ない俺は神さんの居る世界から現世に帰ると、まずは・・。


リセット!!


何処かでポチっとな!と聞こえたがスルーします。


そう唱えると、その日の朝に戻ってた。

場所はユーコと暮らし始めたマンソンのベッド。


隣にはユーコが生きて寝てる。。


「ユーコ・・ユーコ・・!!」


「ユージ、ナニ??」


彼女を起こすと・・。


「ユーコ、今日は部屋から出ないでくれ。」


真剣な顔で彼女を引き止める。

いくらチートあっても愛する女の死に顔は老齢以外では見たく無い。


「どうしたの??」


「途方も無い事と思わんでくれ。君が今日学校に行けば帰りに・・・・

893に拉致られ・・殺されるの・・だ・・。

俺も闘うが、間に合わず・・・君が死んでる・・。」


「ウソ・・じゃ無いの・・・・ね。」


「ウム、信じられないのも当然。俺は・・・。」


隠してては話が通らないので、彼女に魔法を見せる事にした。

幸いと言うか、彼女の腕に子供の頃の火傷の跡が残ってたので、

それを消して魔法を信じて貰う。


「ホーリー・・・。」


右目が疼くゼ!!と思ったら、赤い目になってたと後でユーコに聞きました。


うろ憶えの呪文で彼女に治癒魔法を当てると、古い火傷のケロイドが綺麗に・・。


「ウソ!!あのケロイドが消えた。ホントなのね。」


「ウン、本当だ。今日、君が出かけると893に拉致られる。だから・・。」


「分かった、信じる。今日はココから一歩も出ない。」


退屈だろうと思い、PCを貸与。


「コレ、タイプライターに見えるけど未来のパソコンと言うコンピューターだよ。

神ネットで繋がってるから色んな未来知識を見れる。

ただ・・。」


「分かったワ。誰にも言わない。外では使わない・・でしょ?」


さすが才女。

1を言えば100を理解出来る。


PCも和文タイプライターを高校で使ってたのですぐに理解。


>和文タイプライターは鉛の逆印字文字を選んでタイプする今は無きタイプです。

残ってても一般的では無いです。昭和時代は学校の部活や授業で学びました。


ユーコに留守を任せ、俺はユーコが攫われた時間にヤツラを見張る。


すると・・・。


白いバンが下校時の女学生に接近。>リセットの影響か、車とキャスト(悪党)が変わったみたいです。


ドアをスライドさせた瞬間・・・・俺はヤツラの手を蹴りへし折る。


「ナニするんだ!!オラ~~!」とチンピラらしい言い方。


リセット前に全員殺したので全て記憶通りのメンツ。


女学生には逃げる様に言ってドアを閉める。


そして・・・。


「転移!!!」


魔法と言えば転移もアリですよね。


両目が赤くなり、魔力充填。


富士山麓の樹海の最奥にバンを転移させ、思う存分ヤツラを惨殺します。

前と違い、庇う人間居ないので楽ですよ。


6人居たので全員首を絞め上げ樹海に吊っておきますwww


樹海に謎のバンと6人の遺体が発見されるのは後の時代。


綺麗な汚物ツリーを仕上げて満足したので、アノ事務所に殴り込み。


調べると、下校時の女性を攫って海外に売り飛ばして儲けてたそうです。

現代と違い、失踪は家出と思われ警察も腰が重い時代でした。

どうやら某海外組織の末端らしく、拉致被害者もヤツラの手引きだそうです。


>神情報。


なら潰してもOKですよね。


全員を高度1万mに転移させ太平洋上でヒモ無しバンジーで落下。


突然バンジーした彼等は心地よい悲鳴と共に、小笠原近辺の海上に落下。


1万から落ちると人間の形は保てないので、まあミンチですね。

前回はポン刀でしたが、多人数の場合はコノ手で逝かせましょう。


ヤツラは全員、魚のエサとなりました。


事務所は武器は押収。

金は全部貰い、拉致関連の書類は政府に送ります。>証拠残らない様に魔法で。


魔法使うと楽ですな。


転移で家に帰ると彼女が心配してた。

攫われかけたJDは彼女の友人らしく、帰宅後、電話をくれたそうです。

>固定電話です。この時代は携帯電話はデカくて重いショルダータイプか

自動車電話のみ。維持費も何十万もかかりました。


無事帰宅してたのは良かったです。


「ユージ、無事だったのね。」


「ウン、まあヤツラはね。。聞かないでくれると助かる。」


恋人が殺人鬼なんてドンビキでしょうし、言わない事にします。


魔法なんて使えてこの世にまだ無い高性能コンピュータもある。

治癒魔法なんてのも。


彼女も黙って受け入れ、ヨシヨシとしてくれる。

もちオッパイに包んでくれてね。


嗚呼、オッパイは心を癒す役目もあるのね・・と、人生84年にして初めて知りました。


何せ彼女を知るまで母親以外の女性は知らないのです。


その後、盛ったのは・・・お察し下さい。(;^ω^)


ゴールデンボールが二個あるって元気の証なのですよ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る