【エッセイみたいなもん】数楽（すうがく）

[０] プロローグ

　　音を楽しむ音楽なら、数を楽しむ数楽があってもいいかなぁ...なんて。

数（かず）と数字と文字の違いって何でしょう？

外に出ると、いろんな所で数字を目にします。ナンバープレート、ガソリンスタンドやコインパーキングの料金表、住所、駅名や店の名前の中にあったり、八百屋や魚屋の値札、バスの路線や駅のナンバリング、バスや電車の時刻表、野球選手やマラソンなどのゼッケンなどなど…。

でも、私の考えでは、殆どが『文字』でもいいんです。

数字は、数を表す場合と文字の代用となってるケースがある。

昔は順序を表すのも「いろはにほへと」だったり、料金記載が漢数字だったりしました。

私が言う『数（かず）』は、数えられるもの。

外、ちまたに氾濫する数字は、（特に小さい子には）漠然とした、ただの文字の一種でしか捉えてないと考えます。

読めても、かずとしての理解じゃないです。

（実際、ナンバープレートは海外じゃ、アルファベットの羅列だったりしますし、お金の価値が分からなければ料金見てもさっぱりです）

数字を数として、しっかり認識してこそ、算数が理解でき、ひいては数学も（最悪 苦手なだけ）嫌いになることはないでしょう。