第10話 革命と統合

???side

「ついにこの日がやってきた」

「これまで我々の武器は剣ですらなかったが、、、いまはこんなものまであるとは」

彼らの目の前にはLAVがあった。

「戦争中だというのにこんなを送れる国力がある、、、そんな大国は初めて見たよ」

「うちの中央はこんなのを送ってくる国を「転移したての蛮族」って言って攻撃したのか」

「さて諸君、無駄話はここらへんにして、真面目な話をしようじゃないか」

その場にいた全員の顔が引き締まった。

「まずは各支部の状況だ、報告してくれ」

「まずは魔都支部です、状況は良好、戦闘員、および後方支援要員は十二分です」

「次はグラスバー港です、こちらも状況は良好、ですが後方支援要員が若干たりていません」

「次は・・・」


「・・・以上です」

「うむ、若干心配なところは日にちをずらし、混乱に乗ずるように」

「では、諸君、闘争ののちまたここで会えることを期待する」

「「「「「「革命クタル自由同盟のために!!」」」」」」


ユーラリカside

「革命クタル自由同盟は明日から3日間にわたって武装蜂起を起こすことを決めたようです」

「いよいよか、カリブ海での海戦ののち、ニューオーストラリア大陸からも追い出されたクタルはどんな動きをするかとおもったらなにもしないとは驚きだったよ」

「そうですね、っとそろそろ時間です」

「ん?もうそんな時間か」


「これより、ユーラリカ首脳会議を執り行う、議題はクタルへの対応とユーラリカ加盟国の政治統合についてだ」

「クタルでは明日、我々の支援によって勢力を急速に拡大した革命クタル自由同盟による武装蜂起が予定させています」

「その革命クタル自由同盟の兵力は?」

「我々が支援する前まではクタル全土で合計5万程度でしたが、我々の支援開始後、急速に勢力を拡大、現在70万程度まで勢力を拡大しました」

「そこまで拡大したなら問題はなさそうだな」

「うむ、、、そして政治統合だが、一気に全加盟国を統合するのは混乱が大きいだろうと思うのだが」

「同意見だ、まずは大陸別に統合するのはどうだ?」

「大陸別か、確かにそっちのほうがいいな」

「では、ユーラシア大陸とアメリカ大陸、それぞれ個別に統合、でよいですね?」

「「「「「「「「「異議なし!」」」」」」」」


クタル(中央政府)side

「なに?下級民街に変な動きがある?」

「はい、数日前から集まりがあちこちで行われ、その団体などが生活必需品などをまとめ買いするなど、変な動きがあります」

「捨て置け、それよりもあの蛮族のほうが重要だ」

「は、はぁ、しかし、50万の軍を完全にやられたのですよ、それをどうしろと?」

「うむ、そこでバウアー軍を送ろうと思うのだ」

「バウアー軍を!?よいのですか?」

「うむ、こうなった以上、身の程知らずにはその愚かさを知ってもらわなければならん」

「は、はぁ」

―――――――――――――――――――――――――――――――前よりも早く更新で、きた?

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