第3話:俺があいつであいつが俺で(物理)

うぅ…暑い。まるで蒸されているような暑さを感じる。足を動かせどもその暑さは纏わりつくままだ。暑い。暑い。暑い。暑い‼︎

俺はすぐ近くがわずかに涼しく感じたのを感じてすぐにその方へ転がった。

ズッ‼︎ードッ‼︎

「Σっウブッ⁉︎」

一瞬の浮遊感を感じ、俺は何故か床に落ちた。

な…んで…落ちたんだ…⁈

強か打ち付けた鼻を押さえて、痛みに悶絶していた。

ドカドカドカドカ…‼︎

何やら部屋の外から何やら走る音が聞こえた。おそらく男のものだな…

そう思っていると、足音が止まった。

ガチャッ‼︎

戸が不思議とこちらに片方だけ動いて開いて誰かが入ってきた。

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