21. Into the nightmare

 夏休みまであと二日。休暇に入れば部活動に精を出す生徒も大勢いることだろうが、刹華を始めとする帰宅部には多大な時間が生まれることとなる。その時間について語り合う生徒で、昼休みの教室は賑わっていた。

「うーん、問題は数学か……夏休みで追いつけるかな……」

「お前はあたしの夏休みをぶっ潰す気か」

 烏丸羽月は夏休みの学習計画表を作っていた。軽く見ただけでも、スケジュールの密度が異様に高い。勿論、それは自身のものではなく、鬼ヶ島刹華のものである。

「私だって、夏休みくらい羽伸ばして楽しみたいよ。でも、今のままだったら刹華だって困るでしょ」

「そりゃ困るけどな……」

「じゃあ、刹華は勉強が無かったら、夏休みは何して過ごそうと思ってるの?」

「バイトと睡眠」

「……バイトの時間は空けといてあげる」

「鬼か」

 夏休みの予定がバイトと勉強(恐らく通常よりもハード)で埋め尽くされることがほぼ確定した刹華は、溜息をついて教室を見渡した。クラスメイトがいくつかの集団を作り、きゃあきゃあと盛り上がっている。その明るく軽い雰囲気を眺めていると、自分達は少し真面目過ぎやしないかと錯覚してしまう刹華であった。俗に言うテンションの差でしかないのだが。

「せっちゃんとはーちゃん、夏休みは何するのー?」

 トコトコと歩いてきたゆうりに、刹華は溜息をつきながら言い捨てる。

「勉強。あたしが授業に追いつけるように、みっちり教えてくださるんだとよ」

「んー、勉強も大事だと思うんだけどー、遊ぶ予定はないのー?」

 ゆうりの言葉は刹華にとっての助け舟のようでもあったが、

「無いよ。正直、休んでる間が勿体無いくらいに遅れてるみたいだからね」

 計画表に書き込みを続ける羽月に、容赦無く否定される。

「でも、お休みは少しだけでもあった方がいいと思うよー? ちゃんとやろうとした時に、効率が落ちちゃうしー」

「……そう? 私はそういうの考えたことなかったかな。勉強で疲れたら他の教科すればいいでしょ?」

「それははーちゃんが勉強好きだからじゃないかなー。私も、集中するの一時間保たないしー」

 ゆうりはそれとなく穏便に、羽月に意見する。その意見に筋が通っていた為、羽月は少し考える。

 そこに、追い打ちをかける者が現れる。

「だったらさー、ある程度ちゃんと勉強したら、時々遊びに行けるようにしてあげたらいいんじゃね? あんま厳しくすると、せっちん逃げちゃったりするかもだしさ」

 霧山美里は羽月の背後に突然現れ、馴れ馴れしく肩を揉み解す。

「はつきんが真面目なのは分かるけどさ。時々は肩の力抜いて遊ぶのも大事っしょ」

「……霧山さんは何か企んでそうだけど、二人の言うことにも一理ある気がしてきた。あと、はつきんって呼ぶのやめて。金髪の人みたいに聞こえるから」

 羽月は若干不機嫌そうに、二人の意見を受け入れた。

「よっしゃ! そうと決まれば、コイツをご覧あれ!」

 美里はシャツの胸ポケットから、二つ折りにされた紙切れを広げ、羽月の机に叩きつけた。

「ナイトメアファウンテンの入場チケット? これ、どうしたのー?」

「ある筋からモリッと貰っちゃってさ。ウチのぶん抜いてもまだ四枚あんのよ。一緒に行かね?」

「いいのー? 私行ってみたかったんだよー」

 盛り上がっている美里とゆうりに、全くついていけていない羽月。一応刹華の様子も確認してみたが、表情から察するに全く理解できていない様子だった。

「ナイトメアファウンテンって、何?」

 羽月は、代表する形で尋ねてみた。

「はつきんナイファン知らないの? ま、筋金入りのガリ勉ちゃんだから、アミューズメントに疎くても仕方ないか」

「勝手に他人をガリ勉にしない。娯楽にはそれなりに興味あるよ。あと、はつきん言うな」

 美里は羽月の抗議を全く気にしない。

「簡単に言うと、大型プール。ホラーテイストなアトラクションなんかが沢山あって、夏場とハロウィンは大繁盛な人気スポットでね。これが楽しいんだよまた」

「ふうん……葛森さん、怖いの大丈夫なの?」

 ふと、気になったことを問う羽月。羽月の認識の中では、ホラーという言葉がゆうりのイメージからは遠いものに思えた。

「んー、そんなに苦手じゃないかなー」

「くずもりんはホラー大好きっ子だからなー。ご飯食べてる時は大体血みどろのホラー映画流してっから」

「そんなこと、したことないよー」

 美里のジョークはさておき、羽月の中でのゆうりの心配は解決した。

「……あたし、水着ないけど」

 あとは、予測していた刹華の心配だけが残った。

「えっ? 今をときめく女子高校生が水着持ってないの? マジで? 流石に学校で買った水着はあるっしょ。いや、それで一緒に泳がれてもアレなんだけどさ」

「いや、学校の水着もねえよ。そもそもここ、プールの授業ないだろ」

 美里は、刹華との文化の違いに絶句してしまった。

「まあ、やっぱりそうなるよね」

 羽月が自分の財布の中身を確認してみても、記憶通りに今月は懐に余裕が無い。火神を捕まえた時の賞金は、殆ど弟の手術費用や刹華の入院費用に消えてしまったので、仕方がない事ではあるのだが。

「……こうなりゃ、あれ使ってみっか」

 そう呟くと、美里は徐に教室の前の方に歩いて行った。そして、とある人物の腕を引っ張ってきた。

「じゃーん! みんなの大蔵省、栄花リオンさんでーす!」

「……わたくしをお財布呼ばわりしないでくださる? 皆さんよりも多少裕福かもしれませんが、流石に心外ですわ。それで、どのような御事情で?」

 連れて来られた栄花は、不満そうな顔をしている。内心、当然だろうと思う羽月達。

「リオンもナイファン行こうぜー。あと一人分チケットがあるからさ、誘おうと思ってたんだー」

「ふぅん。見たところ入場チケットもありますし、問題は無さそうですが? 少し割高とはいえ、お食事代くらいなら払えないことは……ああ、なるほど……」

「あたしの顔見て納得するな」

 刹華が苦学生という認識は、リオンの中にもあるらしい。

「それが水着も持ってないのよ。中学校なんかのやつも無いってんだから、どうしよっかなーって考えてた訳。なんとか力になってあげらんない?」

「随分回りくどい強請ねだり方ですわね。昔の貴方は、もっと強引に強請ゆすってきた気がするのですけど」

「それだけウチも大人になったってことじゃ? とりあえず、ざっと計算して……水着代合わせて七千くらいあれば、そこそこ遊べるっしょ」

 弾き出された金額は、刹華にとっては大金と言っても過言ではないものだった。

「ちょっと待て! そんな金額借りれるかよ! 払えたもんじゃねえぞ!」

わたくしから三百万円を掻っ攫おうとしておいて、今更ではございません? それに、借りるのでなければ良いのでしょう? わたくしに名案が……」

 嫌な予感がしたが、刹華は最後まで聞くことにした。

わたくしの空手の稽古相手を、八時間で一万円。そんなアルバイトはいかがです?」

 嫌な予感が的中した顔。

「……お前、そんなにあたしと喧嘩がしたいのかよ。っていうか、自然な流れで金を上乗せして延長かけるな」

「良いではないですか。このわたくしが、暴力性に長けた貴方の時間を買って差し上げると言うのですから。それに、わたくしが日常で用いる可能性のある二番目に小さい貨幣に、何か問題でも?」

「お前が使う金、二種類しかねえのかよ」

「キャッシュレスですので。万一小銭や千円札ができた時は、募金箱に入れてしまいますわ」

「……金銭感覚狂ってるぞ」

 コンビニの募金箱に、時折五百円玉が入っている様を見て聖人の存在を確信していた刹華は、その妄想のような信仰を打ち砕かれた気がした。

「時給千二百五十円って、結構いい金額じゃん。いやー、流石はお嬢様だね。せっちんが喧嘩強くて良かったわー」

 美里とリオンは、既にこの提案を受けることが決定したかのような様子だったが、当人はあまり乗り気ではなかった。稽古が多少ハードであることは容易に想像がつくが、それは割とどうでもいい。問題は以前ならいざ知らず、それなりに会話を交わすようになったリオンに、間接的に支払わせることだ。他人の金で遊ぶことは、刹華にとってかなり気が引ける行為だった。そもそも、団体行動にもプールにもあまり興味がない。どうせ休みなら、部屋でゆっくり昼寝でもする方がいい。刹華の頭の中はそんな否定的な流れだった。

 しかし、プールに行かないという選択をした場合、どうなるのだろうか。羽月の机の上には、やたらと高密度な学習スケジュールが存在する。間に合うか間に合わないかという話だったのであれば、理由無き休みが刹華の理想通りになるとは限らない。そして、一人での学習が不可能だから羽月が見てくれているのだ。そういうことであれば、羽月までプールに行かずに勉強に付き合わせてしまう可能性がある。

 学習計画書から視線を少しずらすと、羽月は携帯電話を忙しなく触っていた。画面には黒を基調にしたお洒落なウェブサイトが映っている。例のプールを下調べしていると判断した刹華は、羽月に誘いを断らせる可能性がある選択肢より、自らが望まぬ選択肢を選ぶことにした。

「……分かったよ。やる」

 刹華の返事は渋々であったが、その承認で美里のテンションは高まった。ただ、一人だけ歓迎とはまた違う反応をしていた。

「せっちゃん、本当に大丈夫ー? あんまり無茶しないでねー」

 他のメンバーが羽月の周りで予定を擦り合わせる中、ゆうりは皆に聞こえないように刹華を気遣う。

「……まあ、所詮プールだろ。疲れたら水から上がって寝ればいいんだよ」

「違うよー。栄花さんのことー。この前、喧嘩してボロボロになってたでしょー?」

 言われて、刹華は過去の死闘を思い出す。思い出してみて、そういえば栄花リオンは猛獣のような強さだったことに気がついた。

「……まあ、なんとかなるだろ」

 ライオンの檻に入るような行いだと一度は気がつくも、今ではそのライオンともそこそこ関係を築けていること、恐らく今回は防具を準備してあるだろうという期待、そして決闘ではなく稽古であること、これらを根拠に不安要素を無視することにした。

「だといいけど……そういえばせっちゃん、なんで聖典を読んでるのー?」

 ふと、ゆうりは刹華の机の上に広げられていた聖典に目を移す。この白明学園の母体である宗教法人、博愛協会の聖典。それは定期的に行われるミサに持っていくことはあっても、生徒達の興味の外にある代物である。

「ん? まあ、暇潰しだ。別に深い意味はねえよ」

「そっかー。私もじっくり読んだことないけど、意外といいこと書いてあった気がするよー?」

「……そうかもな」

 刹華も少ししか読んでいなかったが、こういったものも真面目に信じられれば悪くないのかもしれないと思っていた。思いながら、それを鞄にいれた。

 それを合図と言わんばかりに、隣の席の生徒が勢いよく立ち上がった。

「……よし。刹華、今から水着買いに行くよ!」

 羽月は刹華の腕を掴むと、そのままグイグイと引っ張り始める。

「おい、引っ張るな! あたしはまだ金がねえんだよ!」

「私が先払いする! 後回しにするだけ無駄だよ! ほらほら、ダッシュ! みんな、また明日ね!」

 二人はそのまま、テンション高めに教室を後にした。

「……烏丸さんも、あんなにはしゃぐことがありますのね」

 リオンは意外そうに、二人が走り去るのを眺めていた。ゆうりも何があったのか理解できていない顔をしていたが、美里だけは何かを考えるように虚空を見つめていた。




「お前、あたしが高いところ苦手って話を忘れてないか? はしゃぎ過ぎだろ」

 いきなり学校の屋上まで連れ去られ、そこから数キロ離れたビルの屋上まで強制的に空の旅へと連行された刹華は、羽月にぼやく。

 しかし、羽月は応えない。その代わりに、羽月は無言で刹華の通学用スポーツバッグをひったくった。

「……何してんだよ」

 刹華は抗議しようとしたが、羽月が何も言わないまま掌を突き出し制止したので、不審に思いながらも様子を伺うことにした。羽月は鞄の中身をまとめて取り出し、尚も鞄を弄り続ける。しばらくすると、羽月は自身の口の前で人差し指を立てながら、スポーツバッグの中敷を取り出した。あまりバッグの中を気にしないせいか、刹華はその中敷きに見覚えがない気がした。心なしか、若干の厚みもある。羽月が中敷きのある一点を指差すので、刹華もそこを注視してみる。すると、そこには小さな穴が存在していた。

「なんだこれ」

 思わず声が出てしまった刹華の口に、羽月は人差し指を押し付ける。刹華が黙ったのを確認すると、羽月はポケットからカッターナイフを取り出し、中敷きに躊躇無く突き立てた。流石に怒鳴りそうになった刹華だったが、中敷きの割れ目から細いコードが現れたことで、激情は他の感情に押し出されてしまった。続いて、羽月はそのコードをカッターで切断してから、自分の通学鞄の中から携帯電話の充電器を取り出した。それは既に分解されており、明らかに充電には必要なさそうな機械が姿を現していた。

「……昼休みに見つけておいた。多分これ、発信機とか盗聴器とか、そういう類のものだと思う。これが多分マイクで……カメラはないみたいだね」

 その機械の名前は、ハイテクに疎い刹華でも聞き覚えがあった。当然、気味の悪い犯罪に使われている事を知っている。

「……なんでそんなもんが入ってるんだよ」

「誰かが入れたんだよ。こんなもの、自然発生する訳がないからね。それに、多分これだけじゃないよ」

 羽月は、刹華の教科書類をバッグの中に戻しながら、不吉なことを口にする。

「さっき屋上の扉をきちんと閉めたんだけど、飛び立つ寸前にゆっくり開いたんだよ。走って屋上まで来て、階段の途中で誰にも会わなかったにも関わらずだよ。多分、誰かにつけられてる」

「つけられてるって、学校の中だぞ? 部外者は入れねえだろ」

「……じゃあ、部外者じゃないかもしれないね。最近、授業中でも変な気配を感じる気がするし」

 刹華は、まったく何も感じていなかった。

「……気のせいじゃないのか?」

「気のせいかもしれない。むしろその方がいい。けど、この見覚えのない機械は確かにここにあるんだよ」

 自意識過剰とも取れる主張。そして、その主張に信憑性を感じさせる残骸が、刹華の前に存在する。身体に汚泥でも塗りつけられるような気分だった。

「嫌な感じがし始めたのは、刹華が退院してからだったと思う。しかも、二人一緒に狙われてるなら……考え過ぎかもしれないけど、理由は火神さん 絡みの可能性もあるよ。刹華、何か心当たりない?」

「心当たりか……」

 火神と会った時のことを思い出す刹華。

 苦い記憶。その中から、手がかりになりそうなものを拾い上げる。あの時の火神のタバコの匂いを、つい最近も嗅いだ気がするが、覚えていない。どこでだっただろうかとぼんやり考えていると、全く別の話を思い出した。

「……火神が捕まる前に、カルト教団とか朱い饗獣とかがどうのこうの口走ったって言っただろ」

「え? なにそれ、聞いてないんだけど。本当に火神さんがそんなこと言ってたんの?」

 自分の記憶の曖昧さはともかくとして、刹華はとりあえず頷いておいた。

「まさかと思って聖典眺めてたけど、人は皆平等だとか、幸せになる為に努力しろとかばっかで、今のところヤバいことは書いてなさそうだった」

「それはそうだろうね。天下の博愛協会がカルト教団だなんて聞いたことないし。そもそも、そういうのって聖典に書いてあるの?」

「分からん。ただ、朱い饗獣ってのと関係あるなら、ライリーの一件があるからな。しかし、ライリーって感じではねえよな……」

「そうだね。あの人なら学校か寮にでも突っ込みかねないし……」

 真実に辿り着く為の材料が少な過ぎる。二人の推測は、行き詰まった。

「……とりあえず、警察に連絡しよう。嫌な予感がする。ストーカーなら警察の領分だし、そういうヤバい連中なら味方が多い方がいい」

「まあ、そうだな。あの時のおっさんに連絡してみるか」

「おっさんって……わかった。浅川さんの電話番号、どうせ登録してないんでしょ? 連絡しとくよ」

 羽月は携帯電話を取り出し、浅川卓蔵へ連絡を始めた。

「今から連絡して良いのか? 水着買いに行くんだろ?」

「そんなのただのブラフだよ。ナイトメアファウンテン、そこまで楽しみでもないし」

「……そうかい。まあ、連絡は今の方がいいよな」

 羽月は噓つきなのか強がりなのか、などと考える刹華だった。




「ゼロファイブ、あいつらどぎゃんね? 警察呼んどらしたろ?」

 電話の相手は、私の近況、というよりも彼女らの近況を尋ねてきた。

「ゼロスリーも見ていた通り、いつもの通りです。盗聴器等を発見して警察を呼んだ。それだけです。警察など、問題にはならないでしょう」

「あたはそぎゃんだけんなあ。おおらかっちゅうか、いい加減っちゅうか。最善は気づかれん内に仕事をしまえるごつせなんたいな?」

 慎重派なゼロスリーの思考パターンは、私にも多少理解が出来る。訛りも七割程理解している。あとの三割は推測で補う。

「それはそうですが、実行しないという方法もあります。ゼロスリー、貴方や私が何の証拠を掴めなかったということは、彼女達が何も知らない可能性も大いにあり得ます。無理に行動を起こさなくても良いのではないでしょうか」

「ゼロフォーと火神に接触しとって、何も知らんは無かろうもん。ゼロファイブ。あた、ほんなこつ最近変わらしたなあ。前は機械んごつ淡々としとったとに……」

 失望……だろうか。最初は、ゼロスリーの言葉が失望しているように聞こえたが、すぐにそれは間違いであるように感じた。むしろ、感慨に耽っているように聞こえる。

 私は、こんなにも自分に失望しているのに。

「ま、ええたい。よかしこ待って、ようらっと片さんばね」

「……そうですね」

 最初からそのつもりでいた。だから、何も問題はない。ある筈がない。

「鬼ヶ島刹華、及び烏丸羽月。一週間後、両名を処分します」

 私は、そう作られたのだから。

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