2

実は君と僕の間には沢山の嘘があったと、

最近思ったんだ。君に何個か嘘ついちゃった


初めてデートした日、忘れないようにツイッターのIDにまでしてたんだ

六月が始まって少したったくらい

雨が降ってた、すっごい気合い入れてオシャレした、美容院行って髪もセットしてもらった。今思うとダサい格好だったなぁ

電話で

「ぴったりの指輪用意したら付き合ってもいいよ」って冗談話した

だから僕は赤いリボンを用意したんだ

100均で買った安い赤のリボン

それを君の薬指に巻いた

ぴったりでしょ?天才でしょ?って

君がドキドキするって言ってくれたのが凄く嬉しかった。可愛かったよ。

それでちょっと遠くに行ってご飯食べて

地元でカラオケに行って、

そこでキスをした

馬鹿みたいな話だね。初めてのデートでキスするなんて。

今思えばそれが間違いの始まりだよね

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る