第17話 私に翼があったなら-2

 頬をちりちりと焼く熱を感じる。

 一瞬、怯むほどの熱を感じて身構えれば、正面をサッカーボール大の炎の塊が横切って行った。炎を生み出すエネルギーは膨大な熱となって体をあおったが、炎そのものは大ききさも程よく、軌道も正確に飛んでいって地面に着弾する。

 それを確認して火連が手を下ろすと、傍らの生方が手を振って炎を消した。

「はー、かっこいい……」

 小さく拍手した蘭花を見やりながら、火連が息を吐いた。

「お前ら、なんでいるの?」

「見学ー」

 答えた夏樹と、美弦と蘭花、3人並ぶ。

「集中しにくいわ」

「それじゃない?授業と生方先生の補講とで差が出るの」

「うん?」

 美弦に指摘されて、火連は首を傾げる。

「ギャラリーがいるのと、いないのと。授業中はクラスメイトとか、人の目がいっぱいあるじゃない。だから緊張しちゃうとか」

「考えられなくはないですね」

 生方がゆっくりと腕を組みながら言う。

「魔法は精神面に左右されますからね。原因としてありえなくはないでしょう」

「まあ、授業は成績もつくから、多少あるのかな」

 渋い顔をしながらも、火連は納得したようだった。

「じゃあ俺ら、放課後の補講、毎回見学に来るか!慣れだよ、慣れ」

「えー、なんだってうちらが熊谷に付き合わなくちゃなんないの」

「えっ、部活の応援するみたいでちょっと楽しい」

 三者三葉の反応に、火連は呆れた風に言った。

「来るな。来るなマジで」

「でも、草壁さんは毎回、熊谷くんの練習に付き添うと思ったのに。それこそ彼の部活の応援に励む女の子じゃないけれど」

「いや、なんなんですか先生、その認識」

 生方の言葉に、うんうんと頷く美弦と夏樹にもにらみを利かせながら火連が言うと、当の蘭花は困ったように笑った。

「だって、邪魔になっちゃうから」

 夏樹が提案したように、火連の課題克服のためにあえて観客になるというなら喜んで参加する。けれど、悪い意味で火連にプレッシャーを与えてしまうなら、自分はいないほうがいい。

(私は、思ったほど火連くんの気持ちをわかってない)

 人の気持ちすべてを知らなければ、傍にいてはいけないなんてことはないだろう。だけど、無神経に心のうちに踏み込むようなことだってしたくない。

「まあ、見学者がいてもいなくても、私は構いませんけれどね。今日はどうしてわざわざ?」

「今日はみんなで帰ろうと思って」

 前回、寄り道が流れてしまったリベンジだ。火連が補講を終えてからなので、多少遅くなるがたまには良いだろう。

「そうですか。さ、じゃあ熊谷君は定位置について、もう一度同じ要領で魔法を反復しましょう」

「火連くん。私たち、外で待ってようか」

「良いよ。蘭花たちが見てたって、うまいことやって見せるから」

 美弦や生方からの指摘に闘志を燃やしたか、火連は鋭い目つきで炎の着弾点を見つめた。


 広い敷地を備える真木野学園は、それでもほとんどの建物がまとまった場所に建てられている。ただ、鳥獣舎のような特殊な施設や、グラウンドのように魔法を頻繁に使用する施設はほかの建物から離して作られていた。

 だから補講を終えた火連たちが校門に向かうまでには多少の距離がある。

「まあ悪くないけどね、校内をぶらぶら歩くのもさ」

 そういう夏樹の足取りは、いつも弾んでいるような軽快さがあった。

「実技の授業は、移動が大変なんだよねー」

 美弦はモデル経験者であるためか、姿勢がきれいだと思うし、火連はやっぱりしっかり前を見て歩く。

 校門に向かってまっすぐ伸びている道は広いから、みんな横並びで歩けるのが良い。

「あれ?」

 校舎のそばに差し掛かった時、見慣れないものを見つけた。ほとんどの生徒が下校するか部活動に向かった後の校舎は静かなのに、昇降口の前に赤くチラチラとした光が見えた。

「あれって、救急車?」

 美弦の言う通り、赤い光は赤色灯だった。

「なんであんなところに停まってるんだろ」

「これ以上奥には救急車は入って行けないだろ」

「あのね火連くん、そういうことじゃなくて。なんだろ、何があったんだろうね」

「こういうことって、学校で時々起きるよなー。うちも中学ん時、部活中に具合悪くしてぶっ倒れたやつが運ばれたっけ。あったよなあ、熊谷」

「ああ、あったな」

「いや、学校に救急車来るってあんまりなくない?少なくとも、うちの中学じゃなかったけど。蘭花んとこは?」

「うちは夏場に熱中症で倒れた子がいて、救急車呼んだことがあるなあ。でも今日は涼しいし」

 校舎内で救護活動を行っているのか、救急車の周りに人の姿はない。街中で聞くサイレンの音は騒がしいけれど、無音の赤い光も、それはそれで不気味だった。

「……帰りますか」

 じっと現場を見ていたところで、何ができるわけではない。状況を見守っていても、野次馬になるだけだ。

「ま、救急車も病人もけが人も、珍しくはないよね」

「なんか事件事故なら、もっと騒がしいだろうしな」

 美弦と夏樹が冷静に言うことに、それもそうだろうと納得して、蘭花も校門に向かって身を翻した。

 

 帰宅後、夕飯も食べ終えて入浴も済ませた後に、その一報は入った。

 不安につぶされそうな胸を押さえながら、一報を伝え聞いたスマートフォンをそのまま握りしめてメッセージアプリを開く。火連と美弦と夏樹、いつものメンバーを登録したグループを選択しようとして、画面をタッチする指を止めた。

(こんな時間だけど、大丈夫かな)

 二十一時を指し示す時計を見上げて悩む。

 メッセージだけなら、この時間でもよくやり取りをしているから大丈夫だ。けれど直接話をしたくなって、メッセージ送信画面から切り替えて通話ボタンのある画面を表示させる。

 時間も遅いし、通話だと相手が一人に限られるので、全員一斉にメッセージを送信した方がいい。

 わかってはいるけれど、声と一緒に不安を吐き出したかった。

 相手を選択して、通話ボタンを押す。メッセージアプリ独特の、チャイムのようなコール音が三回、四回、五回。

(だめかな)

 耳に触れるスマートフォンが熱い。

 さっきまで充電しながら、典子とも電話していたからだ。繰り返すコール音にやきもきしながら、それでも通話を中断できなかった。

『はい?』

 八回半で終わったコール音の後、低い声が聞こえた。

「もしもし、火連くん?」

 自分で選んで電話をかけたのだから、他の誰であるはずもないのに確認をしてしまうのは、顔が見えないからだ。

 その声を間違えようもないのに。

『ああ。どうした?』

 夜分に電話してきた蘭花に対して、もっと呆れたような声を返してくると思っていたのに、火連はあっさりと会話をつなげた。

 文字だけで連絡しあうことに慣れた蘭花たちは、直接電話という性急さに慣れてはいないけれども、その分、特別な用件があると感じ取ったのだろう。

「ごめんね、遅いのに。何かしてた?」

『風呂入ってたから取れなかっただけ。で、何?』

「えっと、あのね」

 典子から受けたその一報を、まだ信じられない。だからなかなか言葉にならなかったけれど。

「……渚先輩がね、怪我して。救急搬送されたんだって」

「はぁ?」

 やっと伝えた不穏な知らせに、電話口の火連の声が裏返った。


 典子からの一報に、蘭花はその日起きた痛ましい出来事を知った。

 放課後の人気のない校舎内で、木乃香が階段から転落したというのだ。

「しかも階段の途中とかじゃなくて、一番上から踊り場まで転がり落ちちゃったみたい」

 蘭花は肩に下げた鞄の持ち手を強く握りしめた。

 一報を伝え聞いた昨夜から、行き場のない悲しみや不安を感じるたび、手のひらに力を込めてしまう。

「昨日見た救急車、それだったんだな」

「事件事故ならもっと騒がしいって言ったの誰よ」

 夏樹の言葉に、美弦が不服そうに言った。

 学校からの帰り道、4人は重々しい空気の中歩く。

 今日のホームルームなどでは、特別木乃香の階段転落について伝えられることはなかった。それが学年や科が違うからなのか、もっと別の判断によるものなのかはわからないけれど。

「俺ですよ。……っつーかさあ」

 ぽつりと夏樹が言った。

「事故なの、事件なの?」

 一同の視線が夏樹に集まる。

「やっぱそう考えるよね」

「そりゃあな」

 美弦と火連が相次いで不穏なことを口にする。

「でもさ、嫌がらせしてた女生徒は処分されたんじゃなかったか?もう学校にも来てないんだろう」

 夏樹の言うとおり、例の先輩は無期限停学処分を受けたらしい。嫌がらせを反省しているかは定かではないが、自身の将来や才能について悲観し、意気消沈しているそうだ。

 嫌がらせの一件だけでなく、今までの学園生活で蓄積された劣等感や無力感が今回の件で決定的となって、心が折れたのだろう。人を妬むことも、嫌がらせする気力も残らぬほどに。

「そう聞いたけど。でも、渚先輩って敵多そうだからさ」

「火連くん、そういう言い方」

 とはいうものの、蘭花とて彼女の立ち向かうものの多さは想像がつく。

 スポットライトを浴びるものの宿命だなんて言いたくはないけれど。

「とりあえず、今のところ渚先輩の怪我については報道されてないね。知られてないのか、何とかマスコミを抑えてるのかはわからないけど」

「マスコミってムカつくこともあるけどさ。情報が何もないってのももどかしいね」

 美弦が小さく息をついた。

「だからってさ」

 言いながら、火連は目前の建物を見上げるようにする。

「本人のところに押しかけるのもどうなんだ?しかも病院だぞ」

 目の前にあるのは、真木野学園からほど近い総合病院だった。

 木乃香は学園から救急搬送された後、そのままここに入院しているらしい。

「だって心配で。連絡先も知らないから、会いに来るしか……」

「どうして病院がわかったの?」

 美弦が首を傾けた。

「今回の怪我の件を私たちに伝えてほしいって、渚先輩から言ってきたらしいの。私とツテのある典子先生に連絡があったらしくて」

「何でわざわざ俺らに?」

 火連からの問いに、蘭花はうつむく。

「……私達が、事情聴取される可能性があるから」

 握りしめた合皮鞄の持ち手が、ぎゅうと鳴った。

「……やっぱ事件か」

 火連が低い声で言う。

「この間の、水の魔法の嫌がらせと今回の階段転落のことは関係ないはずだけど、渚先輩が嫌がらせをされる現場に居合わせたことがあるのは確かでしょ。だから、今回の階段転落の原因がまた嫌がらせのせいなら、この前の件も聴かれる可能性はあるって」

「冗談でしょ」

 美弦が吐き捨てるように言った。

「なんなの、それ。嫌がらせで病院送り?傷害事件じゃない。なんでそんな、つまんない妬みだか嫉みだかで、怪我まで負わされなきゃなんないのよ」

 美弦は面倒ごとに巻き込まれそうなことより、木乃香が傷ついたことに腹を立てているようだった。

 蘭花だって腹立たしいし、人に怪我を負わせることにためらいがない人間がいることに恐ろしくなる。

「渚先輩、もし警察の捜査が始まったら私たちも事情聴取されるかもってことで連絡くれたみたいだけど、実際はまだ警察に届けてないんだって。学内で起きたことって、その辺の判断が難しいみたいで。渚先輩も人気商売だから、その辺は慎重にしたいみたい」

「それじゃなおのこと、病院に押しかけたらまずくないかね?」

 夏樹の言葉に、蘭花は眉根を寄せる。

「まだ事件のことは公になってないかもしれないけど、マスコミが嗅ぎ付けてる可能性もなくはないんじゃない?だとしたら、俺らが制服で病院に入って行ったら、コノカが入院してるって裏付けになりかねないだろ。芸能科とはデザインの違う制服とはいえさ、真木野の学生だってのは一発でばれると思うけど」

「確かに……。やだ、着替えてから来ればよかったかも」

「制服以前の問題だよ。相手が芸能人だろうが何だろうが、入院直後の混乱してるときに来るべきじゃなかった」

 ため息交じりの火連の言葉。

「心配なのはわかるけど。正直、渚先輩に会ったところで何話せばいいんだよ」

 迷惑かもしれない、そう思いながらもここまで来た。

 結果、直前で自身の浅い思慮に立ち止まり、ベッドの上で痛みに耐えているかもしれない木乃香と相対する勇気も出なかった。

『来ているんでしょう?草壁さんたち』

「え?」

 重苦しい空気にみんなが押し黙った中、唐突に声が響いた。いつもの朗々とした声と比べて少し疲れているようだけれども、確かに、この声は。

「渚先輩?」

 蘭花は声の主と思われる木乃香に呼び掛ける。姿は見えない。

『いきなりびっくりした?私ね、自分の思ったこととか、心の声っていうのかな、言いたいことを声に出さずに人に伝えることができるの。これも魔法の一種なんだけど』

 知らないかな?と問われ蘭花は目をぱちくりとさせた。

 人の心に語り掛けることができる魔法。

 そんな魔法があるとは聞いたことがあるが、目に見えない魔法は理解を得づらいという理由で、使えることを大っぴらにしない魔法使いが多いらしいのだ。

 そのためか、蘭花も初めて経験する。

『あ、この魔法って一方通行で、私にあなたたちの声は聞こえないから返事はいらない。あと、あんまり距離が離れると魔法が効かなくなるから、できるだけ離れないでね』

 宙を見つめたまま声に聞き入っていたが、そのまま大人しく目に入ったベンチに座る。病院が近いせいか、よく手入れされた綺麗な石造りのベンチがあった。

 と、ベンチの傍らに設置された自販機がガコンと音を立てる。

「はい」

「あ、ありがとう」

 夏樹から緑茶の入った小さなペットボトルを手渡された。立て続けに自販機から取り出された緑茶が全員の手に行きわたる。手持無沙汰でベンチに座るよりは格好がつくということか、それとも長話になりそうだからなのか、単に喉が渇いたからなのか。

 全員分の緑茶を買った夏樹自身は普段はコーヒー派のはずだけれども、無難に緑茶を選んだあたりは気配り屋の彼らしい。

『本当は病室に呼びたいところだけど、どこでどんな人が見てるかわからないし、パジャマ姿を見られるのも恥ずかしいしね。ごめんなさいね、声だけ聞こえてくるなんて変な気分でしょうけど』

「便利ですよねえ……」

 自分の声は木乃香に届かないのに、つい喋ってしまう。みんなも思わずうなずいたり口を開きかけたりしているので、やはり妙な感じはするのだろう。

『私自身も、なんだか変な魔法って思うけどね。小さい頃なんかうまくコントロールできなくて、伝えるつもりのないことも、隠しておきたいようなことも、考えていることが駄々洩れになったりして困ったものよ』

 木乃香は魔法を抑える術を学ぶために、真木野を選んだというようなことを典子が言っていた。魔法にひどく苦しめられたこともあったのかもしれない。

『だから私、歌が好きなの。歌ってるときは余計なことは何も考えないから』

 歌うためにあるような、美しい声で木乃香は言う。

『だからそれを邪魔するものは許さない。私は襲われた恐ろしさよりも、痛みよりも、とにかく怒ってるの』

 襲われたという言葉と、木乃香の怒りの深さに蘭花は息をのむ。聞き返したいことはあるけれど、こちらの声は届かないからぐっと言葉を飲み込んだ。

『階段から突き落とされたの、私。結構な勢いで背後からね、相手の顔を確かめる間もなかった』

 嫌がらせがエスカレートした結果、階段から転げ落ちたとは蘭花も聞いていた。また水をかけられるような嫌がらせを受けて、慌てて逃げたところ階段を踏み外したとか、浴びせられた水で足を滑らせたとか、二次的な事故の可能性も考えていたけれど、直接彼女の背中に伸びてきた、魔の手の仕業だったのだ。

『どうも頭を打ったらしくて、脳震盪起こしちゃったのよ。落ちた直後は意識もあったんだけど、立とうとしたらめまいがして、これはまずいなと思ってすぐに自分のスマホで救急車呼んで。騒ぎにしたくはなかったけど、放課後の校舎内なんて最悪、長い時間人通りがなくて放置されかねなかったし、人気のある場所まで行こうとして、意識失って余計な怪我したらシャレにならないし』

 とっさの時に、即座に救急車を呼ぶということをできる者が、同年代の少女にどれくらいいるだろう。

 運転免許を持つものや、一人で生活するもの。持病を抱えていたり、そういう身内がいたりする者。

 十数年を振り返ってもそんな人生経験はなくて、冷静に救急ダイヤルできる気が蘭花はしなかった。

 妙なことに感心すると同時に、木乃香が自分自身を価値あるものとして扱っているのだと気付かされる。

『結果的に、脳震盪以外は軽い打撲だけで済んでるの。体は普通に動くし。だから今は経過観察で入院してるのね。異常がなければ退院できるし、コンサートもできる』

 ほっと、誰かが息をつくのがわかった。もしかしたら、全員だったかもしれない。

『だからって、許してなんかやらないけれど。犯人がわかったら、そうね、どうしてやろうかなんてその時にならないとわからないけれど。ただで済ませてたまるもんですか』

 木乃香は語気を荒くする。

『だって、悔しいんだもの』

 声ににじみ出る無念さ。

 今、蘭花がペットボトルを包み込む手に力を込めたように、木乃香も病室の冷たいシーツを握りしめているのかもしれない。

『この前はあなたたちも因縁のある相手だったけど、今回は何も関係ないでしょうね。警察に被害届を出すかどうかは迷っているけれど……でも、学校側からは何か聞かれるかもしれない。もしそうなったら、知っていることを何でも話して構わないから。迷惑をかけてごめんなさいね』

 蘭花は小さく首を振った。

 協力できるものならするし、今すぐ病室に飛び込んで手を取りたかった。

 あんなにも強い人に、何を言ってあげられるかなんてわからないけれど。

『来てくれてありがとう。魔法使ってたら疲れちゃった。ずっと一方的で悪いけれど、またね』

 そのまま木乃香の声は途切れた。誰ともなく息を吐く。

「……とりあえず、場所変えますか」

 夏樹が立ち上がった。3人とも後に続いて荷物を抱える。

「あ、日向くん。お茶代」

「あー、いいよいいよ。今回はおごり」

「いいの?ありがとう」

 財布を取り出そうと開けた鞄に、ほとんど減らなかったお茶をしまう。

 大した量でもないお茶入りペットボトルを入れただけなのに、ずいぶんと鞄が重くなった気がした。

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