ひたすら感情が揺さぶられます。それが心地よい。

こんなにワクワクする物語を発表してくださり、ありがとうございます。
全ての文が次に繋がっており、するするーっと読めました。
次へ、次へと進むうち、気が付けば一気読み。

主人公のサクヤがしっかりかっこよくて良い。次はこうしてくれるよね？という期待にバッチリ応えてくれる。さらに、分け隔てなく相手を尊重する姿勢も素敵です。

登場するキャラクターの背景がしっかり見えるので感情移入もしやすい。みんな個性があって魅力的で良い。
とにかくおもしろい！ぜひ読んでみて！

（以下ネタバレ含む）
好きなお話、章を４点語ります。

１．第五部
全部面白いのですが、この章が一番好きです。痺れるくらいカッコイイ。
第１話から続くアシュタロトが話さないことの設定が明かされたときにはもうくぎ付け。サクヤがどう合流するのかにワクワク。合流してからは「早く救ってくれーっ！頼むーっ！」とドキドキ。
無事に帰ってきてホッとするのもつかの間。まさかの２人救出は胸が熱くなりました。そしてクールに去る。イケメンすぎる。最後はもしやもしやと期待が高まり、感動の再会。アリアドネちゃんが、しっかり自分の気持ちを伝えるシーンは涙がほろりと流れました。

感情がジェットコースターに乗せられたように、ブオンブオンと揺り動かされて最高でした。もう、本当に良かった。

２．最終話（第２５９話）
きれいにまとまっててすっきりしました。
こんなに幸せになってほしいハーレムはそうそうないよ。
平穏な日常を、ただただ笑顔で過ごしてほしいです。

３．第２３０話
幕間です。ここのカルディエのBBA発言は、私の気持ちをそのまま表したものでした。
もともと茶目っ気たっぷりなカルディエちゃん。ここで一気に好きになりました。

４．第１１４－１１５話
著者他作品の洛花が出てきて思わずニヤリ。作品が別でも、こうしたちょっとした繋がりがあると嬉しいものです。

気持ちの良い読後感にまかせてこの文章をつづりました。乱文長文失礼。