一番大切なものが明かされるとき

私ね、一ヶ月後に死んじゃうかもしれない。

ある日恋人から聞かされた突然の余命宣告。しかしそれは夢のお告げだという。後悔したくないと仕事も辞め、主人公の部屋に住み着いた彼女。なんだかんだと幸せな時間が流れるのだけど――。

夢に出てきた正確なお告げは『一ヶ月後、この世で一番大切にしている赤いものを失う』というもの。

はたして彼女がこの世で一番大切にしているものとは。それが明かされるとき、心を満たすのは絶望感か幸福感か――。

ぜひ、読んでみてください。

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