感想に語彙力が足りなくなる病

 すっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっばらしい作品を読んだ時、自分のIQと語彙力と情緒が滅茶苦茶退行する時ってないですか?ありますよね。あるって言ってください。


「レビューを書きたい……感想を書きたい……!なんだこの作品素晴らしすぎる!!!」


 幼稚園児並みの語彙力になっているとこの二、三行の台詞で分かる状態なのですが、如何いかんせん尊みパワー作品の素晴らしさによって退化している脳みそではそのことも理解できないんですよ。


 ユワッシャーな世紀末のモヒカン状態で感想を書いて、それから数日後。


『コメントに返信が届いています』


 返信来た!!

 さて、まずは自分が何て書いたか読み直s________________おん?????????


『○○のシーンや、××が△△だった所が本当に素晴らしくて最高でした!!本当にありがとうございます!!』


 ………………全然私の言いたいことが書けていない……だと???

 あの尊さを『素晴らしくて最高』としかかけていない?どうして???

 今ならもっと言いたいことが伝えられるはず!書き直、返信来てるんだった……!!!


 ……次は、次素晴らしい作品に出会った時こそは冷静になってからコメントしよう!!!


 ~数日後~


「この話素晴らし過ぎる!!すぐに感想書こう!!!」


 ☆そしてまた繰り返す____!!

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