第34話

クリスマスも終え、大晦日の日。

今日も特にすることはなくダラダラしていた。

今読んでいる本がもうすぐ読み終わる。

新しい本を買いに本屋に向かう。

自転車に乗っていくと冷たい風が体を冷やしていく。

本屋に入ると暖房がきいていて体が温まる。

新刊のコーナーで少し眺め何も手に取らず文庫コーナーで好きな作家の本を手に取り、レジで会計を済ませ寒い外に出る。

また自転車に乗って家に帰る。

「ただいま」

家には誰もいないが言う。

部屋に入って、ミセスを聴きながら本の世界に入り込む。


6時になり兄が帰ってきた。

「ただいま」

兄は夕食の用意をする。

1時間後、食卓に夕食が並ぶ。

ガキ使を見ながら年越しをした。

年越しそばを食べた。

1月1日になり波暮君と冬華ちゃんからメールがきた。

『明けましておめでとうございます。雨下先輩』

『明けましておめでとう...ございます。雫先輩』

二人に返し、初日の出の時間まで寝ることにした。


無事に初日の出を見れた。

いい1年になりますように。

そう願いながらまた眠りについた。

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