第28話

修学旅行3日目。

今日は班行動ではなく皆ばらばらに動ける日でクラス関係なく誰とでもいい日だ。

ロビーで汀銘君が来るのを待った。

30分後に汀銘君がきた。

立ち上がり汀銘君に駆け寄る。

「汀銘君、一緒に回らない」

誘うと迷わず答えてくれた。

「いいよ。羽水岐さんもだけどいいかな」

「うん、いいよ。嵐山に行きたいんだけど、どうかな」

「僕達も嵐山に行こうと思っていたから、いいよ」


10分後。

羽水岐さんがきて、出発した。

渡月橋辺りまで行き、嵯峨野方面に向かう。


竹林の道を歩く。

「涼しいね」

と羽水岐さんが言う。

頷く汀銘君。

「そうだね。心地いいね」

「本当にそうだね」

気持ち良さに伸びをする私。


後輩二人のお土産を買った。

二人もお土産を見て回った。


京都の景色はとても綺麗だった。

ホテルに戻り、帰る準備をしてバスに乗り込み学校に戻っていった。

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