闇が渇望して止まないのは──陽。

そのままでは人が立ち入る事すら出来ない恐ろしい山の頂で待つのは、無慈悲で絶対的な闇の騎士。

それに相対するは、部下に慕われつつ自らも強くあらんとするアポリオール将軍。

その二人が激突するのは、いわば必然だったのかもしれない──

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一万字にも満たないなんて思えない程重厚なファンタジーです。
絶対的な力を入れて待つ闇の騎士に、アポリオール将軍は正面から立ち向かう。
息詰まるとは、まさにこの事。

そして、それだけではないエピローグ。
単純なバトルものではない持ち味がここに。

ついでに。
解説を読むと、更に深く物語を理解できます。

甘くない、軽くないファンタジーをお求めなら是非どうぞ。