作者つぶやき・タイトル、プロローグについて(2020/04/17追記)

 この物語のタイトルは『the Last Lot ラスト・ロット―薄水はくすいの継承―』でした。

 ただ、作者の意図が伝わりにくい上、興味を引きにくいタイトルだと思い悩んだ結果2020/04/17に『the Last Lot ラスト・ロット―水色の死神と過去の継承―』に変更しました。

 どちらにしろ長めですね。英語にカタカナ、漢字、平仮名と使用している文字も色々。長いタイトルなので『LL』とでも呼ぶことにします。皆さんも使って下さって構いません。作者が喜びます(笑)。ちなみに、私の作品タイトルで、英語の使用は初だったりします。

 何か意味がありそうなタイトルですよね。作者からは、現時点で意味について言えることはありませんが……。

 このタイトル確か、『last』を入れたくて(カッコいいし)それなら略称が『LL』になるようにしようと思い(カッコいいし)、ひたすら英和辞典でLのところを引いて『lot』にたどり着いた記憶があります(カッコ以下略)。

 『lot』という単語には色んな意味があるので、色々と考えてみると面白いかもしれませんね。私としては、ある一つの意味に着目して名付けたつもりです。

 旧タイトル『薄水の継承』の部分について。実は、どうしても副題を付けたかったので、かなり悩んで付けました。シンプルに『◯◯の◯◯』にしたいという考えから、この副題に落ち着けました。

 「薄水」は私が作った造語になります。「はくすい」と呼ぶのも、それがしっくりくるからです。この言葉が何を表すのかは、なんとなくわかるかと思います。

 というふうに考えておりましたが、新しい副題『水色の死神と過去の継承』に変更してより意味合いを分かりやすくしました。

 そういえば、『LL』は設定を考えながらタイトルを考えましたが、私が長編を書くほとんどの場合、設定づくりとタイトル決定を同じ時に行っています。

 私の中では、タイトルを決めないと落ち着かないんですよね。他の方はどうなのでしょうか、少し気になりますね。


 そして、もう一つ今作のプロローグについても話しておきましょう。暗い雰囲気ですよね、何が起こっているのかは明確にわからなくて。

 物語のスタートにしては暗い雰囲気ですし、先を読ませる展開ではないと思います。なので、このプロローグを入れるかどうか、わりと悩みました。

 けれど、物語の『プロローグ』として考えた時に、やはりあの部分は外せませんでした。この物語のはじまりは、あの時点なのだと。


 タイトル含めて物語を読み進めた時にそうだったのか、と思わせることができるような、そんな驚きが与えられるような物語でありたい。

 そう思いながら、『LL』は書いた作品になります。一応。もう一回言います、一応です。

 期待はしないようにお願いします。いまだに、この物語の展開が決めたものでいいのかどうか、悩んでいるところもあるので。毎回毎回ドキドキしながら更新しています。長編って本当に難しいですね。

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