魔法―三章「法陣の表すもの」まで
この作品に出てくる魔法についてです。
まず、この世界の魔法とは「魂の力によって引き起こされる人智を越えた現象」のことを指します。
前提として、この世界には魂の存在が信じられています。その個人の魂の力――
魂の力であるために、人によって魂にも強さと弱さがあります。魂力を使うということは魂を削るということなので、魔法を使いすぎると、魂は消えてしまう恐れがあります。そのため、使いすぎることは厳禁です。
魔法には二種類あります。現在使用されている、より簡単に使えるように規則が整えられた魔法を『現魔法』と呼びます。
現魔法には基本三原則があり、この原則に基づいて魔法を詠唱、発動します。作品内で多く出てくるのが、この現魔法です。
もうひとつ、魔法の規則が整えられておらず、個々の魔法によって発動の仕方が異なる古代に発明された魔法を『古魔法』と言います。
こちらは現魔法よりも強力な傾向にありますが、魔法によって発動の仕方が違うため、より難しい魔法です。
作品内では、古魔法はいくつかが禁忌とされている上、それ以外の古魔法も、ミササギ以外ほとんど使用が認められていません。
魔法の三原則、古魔法の詳細については違う項目で説明しますね。
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