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ニコラスはそれを見て微笑んでケントの頭を優しく撫でた。



ツッコミ役がいないのでユナからお送りします。


お前ら付き合ってないのに、しかも初対面なのに恋人レベルの行動しているわ!運命の人だったんですのね!!萌えるわぁ~。byユナ




「嬉しい事を言ってくれるね。


さて、そろそろユナが怖いし俺の本題を話そうかな。」



ニコラスはまたハッハッハッと冗談交じりに笑いチラッとユナ達がいる方に目を向け、すぐにケントに視線を戻した。



「ん?本題?


あ。魔力測定と魔属性測定する事?」



ニコラスの言葉に疑問を持ちまた仰向けの体制になりニコラスの顔を見た。

そうするとニコラスはさっきまでの笑いとは別の暖かさがある優しい笑みをしケントの目を見つめた。


ケントは面食いでしかもタイプの人にイケメンなスマイルで見つめられ少し頬を赤らめる。

ドキドキしながらも目をそらすのはもったいないと心の片隅で思い、じっと見つめ返す。



「単刀直入で言うよ。


俺と付き合ってくれないか?」



ちなみにその頃ユナ達はというと萌えもだえ死んでいた。


美少年ではなく美青年といったキリッとした大人な目をこれでもかとくらいに開き、瞬いた。



「え。え!?


俺!

えぇ!?何処にっ?」



いくら面食いでかっこいい人・美人な人が好みでも、まさか告白されるとは思っていなかったケントは動揺した。



「付き合うって恋愛的な意味ですよね!?」



「嫌だったら大丈夫だが。


すぐに答えが出ないなら最高一ヶ月は待ってやるが...。」




ニコラスはケントの慌てっぷりが面白かったのか声を殺して笑いを漏らした。

ケントは可愛いなと再度認識したのである。



「いや。そういう事じゃないけど。

そこの角にウル達がいるからドッキリかと。」



チラッと目を動かし目線を変え、示す。






ちなみにその頃ユナ達はというとさっきまでの恋人雰囲気どこいったんだよ!早くオッケー出して付き合っちまえケント君!と思っていた。

所詮他人事で萌えれれば良いという。

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