桜崎あかりの創作ノウハウ、教えます・弐式

アーカーシャチャンネル

創作ノウハウおさらい編

第1回:ゲーム物をやるに当たって

序盤数回は「ゲーム物」集中講義です。以前の補講もあるかもしれませんが、基本は新ネタで。自分もゲーム物を新プロットで考えているので、それを踏まえて皆さんと再認識する為に……という目的もあるのですが。


・本日のテーマ

ゲーム物の小説を書く為に、まずするべき事は何か?


当然ですが、何のゲームを題材にするかです。キャラクターを作るにしても舞台を作るにしてもゲームジャンルによって、蛇足な設定も出るかもしれません。まずは何のジャンルにするかを決めてから、キャラを作りましょう。


バトルのないような恋愛ゲームで「戦闘狂」と言う設定、これが生かせると思いますか? 恋愛パズルゲームとか恋愛カードゲームであれば、そちらの複合する別ジャンルで生かせるでしょうが、出すまでに苦労する様な設定では、書くのには非常に不利です。


しかし、バトルがあるジャンルで「暴力反対」な人はどうでしょう? こちらはサブキャラとか主人公をサポートするキャラで使えるでしょう。しかし、それも舞台を作る前に設定し、気が付いたら没設定になっているでは……厳しいですよね。


その為、こうした余分な設定を作らない為にもゲーム物をやる場合、どのようなジャンルをやるのかが重要です。


パズル物ではパズドラ(アニメ版)、カードゲーム物では「ヴァンガード」や「デュエマ」、「遊戯王VRAINS」辺りが該当します。こうした作品をチェックして『こういう風にすれば――』と学ぶのも、重要かと思いますよ。


ゲーム物は、特にジャンルによっては動画等で知ったかぶりするような「エアプレイ」で書くと炎上します。それは以前にも言及しました。特に二次創作では言うまでもありませんね。


そうした事を踏まえ、ゲーム物小説を書く前には、どのようなジャンルを題材にするかをまず決めてから、キャラや設定を作りましょう。先人の作品から勉強してヒントを得るのもよし、実際に題材にするゲームをプレイしてから体験談を元にするのもよいでしょう。

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