第2の試練

雨がやんだが、服がびっちょりだ


目をつぶり、服を触りーー糸の繊維から水が抜けるよう想像する《イメージ》


そしてそれを「気」で実行する「ふぅ」ついでに少女にもする


「第2の試練ーーー一週間の飯と水、寝床の用意」


山ってただでさえ方向感覚が狂うーーわかりにくいのだ

ーーとりあえず山勘で、水場を探す

「うわ、、、」崖である、つるりと滑り体を打つ

幸い、あまり高くなかったから助かったもののの高かったら死んでいた


「いてて、、、洞窟があるぞ」入ってみるーー熊がいる


視線を合わせ、そっとゆっくり見つめたまま後ずさる、なぜか両手を上げて


ーーーどっと汗が出る、、、なんとか助かった


とりあえず少女も、降りてきて、水場を探すも一日、二日探すも、食料も、水も見当たらない

のどはカラカラ、足は重く、夜は獣に襲われるわでろくに眠れない

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