第3話


「ぐっ」さらにこん棒で多くたたかれるだが、

「気と呼ばれるものってさぁ、大概色ではなくて触感なんだよね

ーーーーだから」

気を頭の中で映像として写し、同時に速く走った時の手、足の感触を再現する


気が、足につきこん棒を素早くよけるーー鬼


「はっ」短刀使いが、一気に間合いに入り――首元にナイフを近づける


上背はそのままだとないが、一回正面でするりと交わし、流れるように背中に登れば

上背なんて関係ない、だが、くるりと宙返りしふわりと浮いた刀を刃でくわえそのまま、

少女を地面にたたきつける「試練1はクリアならず、だ」

くるりと帰ろうとする試験官


「待てよ、間だ――俺の番だぜ」委員長の姿が消えるーー吹っ飛ぶ試験官

高速移動、高速の回し蹴りーー「なっ」「すごい」


「試験1クリアだ、、、一人だけな」

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