行方不明なんてもんじゃない

ハイライトが行方不明です。という名前だが冗談抜きでそう。シリアスシーンとコメディシーンとの落差がえげつない。
ヒロインたちのヤンデレ状態への豹変は日常状態のヒロインから逸脱しすぎないレベルの豹変で、しっかりとキャラの味を出しながら狂っていくのがいいと思った。
また、作品紹介での主人公のセリフから特にヒロインたちを拒絶しないままずっと進んでいってイライラするかなと思ったが、別にイライラすることもなく読み進めることができた。
一つ気になる点があるのはヒロインたちの容姿の描写がないことだ。紅の描写は初登場時にあったのだが、他三人の描写は初登場時になかったように思える。忘れたのではないならば、なにかしら伏線になるかと思うのでその回収も楽しみだ。